【小倉2歳ステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
小倉競馬のラストを飾る重賞「小倉2歳S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
アスクワンタイム(牡2、梅田智之厩舎)
8/30(水)栗東・坂路(良)4F52.8-3F37.7-2F24.1-1F11.9(一杯)
栗東坂路で単走。馬場の外目を手応え良く登坂していき、ラスト1Fで鞭が入ると鋭く反応して11秒9の好時計をマーク。序盤は馬自らがスピードに乗っていく前向きな姿勢を見せており、しまいも一杯に追われて力強いフットワークを披露しました。しっかり追われてこの時計でもまだまだ余裕はありそうで、前に他厩舎の馬がいなければもっと時計は出ていた可能性がありそうです。現状でどこまでやれるかが楽しみな1頭です。
ミルテンベルク(牡2、武英智厩舎)
8/30(水)小倉・ダート(良)4F59.6-3F42.8-1F12.3(馬なり)
小倉のダートコースで単走。終始馬なりでしまいの反応を確かめる程度の軽め内容で、ラスト1Fは12秒3をマークしてゴールしました。1週前は藤岡康太騎手を背に栗東CWコースで追われ、3F38.4-1F10.9の好時計をマーク。半マイル追いからのラスト1Fですが、10秒9というタイムはこの日ラスト1F最速ラップ。ゴールを過ぎてからも迫力ある走りを続けており、後半の要素がかなり強そうな馬です。デビュー戦の時もかなり早い段階で追い切りで好時計をマークしており、すでに完成度は高い馬。仕上がりに全く不安はなく、本番のパフォーマンスは期待十分です。
パッシングシャワー(牡2、安田翔伍厩舎)
8/30(水)栗東・坂路(良)4F53.9-3F39.2-2F24.9-1F12.1(馬なり)
西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走。序盤からしっかりと折り合っており、馬なりながらも力強いフットワークで登坂し、ラスト1F12秒1をマークしてゴール。1週前も坂路で追われ、4F56.1-1F12.5をマークしてゴールしました。中2週と間隔が詰まっているのでソフトな追い切りが中心ですが、追えばいくらでも伸びていきそうな気配。操縦性も高く、騎手の指示にも鋭く従順に反応してくれる賢さがあります。この時期の2歳馬としてはレースセンスが高く、本番も楽しみな1頭です。