【毎日杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【毎日杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

3歳馬の中距離重賞「毎日杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ドゥラドーレス(牡3、宮田敬介厩舎)

3/23(水)美浦・南W(やや重)6F85.3-5F68.4-4F53.1-3F38.8-1F12.0(馬なり)

美浦の南Wで単走。終始馬なりの軽めの調整でしたが、最終追い切りで12本と入念に追われており、1週前には自己ベストを更新する好時計をマークしているので、全く問題は無いでしょう。道中折り合いはスムーズで息遣いも良く、状態は絶好と見られます。1週前は戸崎圭太騎手を背に南Wで3頭併せを行い、5F66.6-1F11.8の好時計をマークして未勝利のオヤノナナヒカリ、古馬オープンのアドマイヤハレーを最内から交わして半馬身先着と、中間の調整は順調そのもの。まさに万全の仕上がりと言って良いでしょう。

リアド(牡3、友道康夫厩舎)

3/23(水)栗東・坂路(やや重)4F54.9-3F40.0-2F25.5-1F12.6(馬なり)

栗東坂路で単走。フットワークは軽快で素軽く、馬のリズムに合わせて登坂。調整程度の軽めの内容で時計も平凡でしたが、1週前は福永祐一騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、直線は2頭の間に入ってステッキも入る気合いの入った追い切りを消化し、時計も6F82.4-1F11.5と好時計をマークしています。前走の最終追いは終いの時計の速さが目立っていましたが、今回は1週前で全体・終いで好時計をマーク。レース毎にパワーアップしている印象で、ここも更なるパフォーマンスの期待十分です。

ピースオブエイト(牡3、奥村豊厩舎)

3/23(水)栗東・CW(やや重)6F84.8-5F69.5-4F54.0-3F37.9-1F11.4(馬なり)

藤岡佑介騎手を背に栗東坂路で3頭併せ。3頭併せの最後方で我慢させ、4コーナーで最内から差を詰めると、直線はラスト1F11.4の鋭い脚で伸びて1馬身差を付けて最先着。道中後方での折り合い、直線のラップ、反応はいずれも非常にスムーズで、併走馬にもあっさり先着と文句なしの内容でした。デビュー戦前の追い切りで併せ馬を行った際は力んでしまって抑えるのに苦労するところがあり、前走の最終追いでも坂路単走で時計も平凡でしたが、すっかり別馬のような走りを披露。心身ともに大きく成長しており、叩き2戦目となるここでどんなレースを見せてくれるのか、楽しみな1頭です。