【武蔵野ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【武蔵野ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

ダートマイルのG3「武蔵野S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

タガノビューティー(牡5、西園正都厩舎)

11/9(水)栗東・CW(良)6F78.8-5F64.8-4F51.2-3F37.6-1F12.8(一杯)

栗東CWコースで単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け、直線もびっしり追われてラスト1F12.8をマーク。昨年は休み明けというローテーションで同レースに臨んで6着で、最終追いもCWで6F85秒台と時計もそこまででした。今年はグリーンチャンネルC・3着でひと叩きしての参戦で、最終でも6Fは自己ベストタイとなる78秒8の好時計をマーク。1週前はCWコースで一杯に追われて6F80.3-1F12.7をマークと、しっかり前走時以上の好時計をマークしてきています。昨年の負けを生かして一戦挟むローテーションでしっかり良化してきており、ここを目標に抜かりのない調整過程を踏んできています。

バスラットレオン(牡4、矢作芳人厩舎)

11/9(水)栗東・坂路(良)4F52.2-3F38.0-2F24.8-1F12.3(馬なり)

栗東坂路で単走。終始馬なりでしまいだけ確認する軽めの内容でしたが、ラスト2Fは12.5-12.3の好ラップでまとめてゴール。1週前は坂井瑠星騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、直線は強めに追われて追走した古馬オープンのユニコーンライオンを交わしてクビ差先着しました。時計は7F95.2-1F11.5と長めにやり、6Fは自己ベスト更新となる78秒9の好時計をマーク。馬体が増えやすいタイプで、さらに今回は海外からの帰国初戦で3ヶ月の休養明けと状態面が気がかりであった馬でしたが、重さは感じさせない動きを見せており、力はしっかり出せる状態には仕上がっていると見てよいでしょう。

アドマイヤルプス(セ5、加藤征弘厩舎)

11/9(水)美浦・南W(良)6F85.2-5F68.5-4F53.3-3F38.6-1F12.4(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬フクチャンキングを1馬身後ろに置き、終始楽な手応えのまま併入する軽快な動きを披露しました。時計は平凡で内容としても軽めでしたが、1週前には負荷のかかる追い切りを消化して併せ馬にも先着できているので、先週の時点で仕上がっていると見てよいでしょう。その1週前は南Wで3頭併せを行い、強めに追われて6F83.2-1F11.9をマークして最先着でゴール。併走馬2頭を楽に圧倒し、ラスト1Fは11秒9の脚で追走した2頭をあっさり交わす好内容の追い切りを消化。追い切りは普段地味なタイプの馬ですが、今回はしっかり動いてこの馬なりに好時計はマーク。叩いた上積みは十分で、前走以上の走りは期待できそうです。