【桜花賞2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
女王を決める一戦「桜花賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
ウォーターナビレラ(牝3、武幸四郎厩舎)
4/6(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F37.8-2F24.7-1F12.2(強め)
吉田隼人騎手を背に栗東坂路で2頭併せ(レースは武豊騎手が騎乗)。僚馬スタローンを追走し、外から軽々と突き放してラスト1F12.2の鋭さを見せて2馬身先着しました。自己ベストを更新する好時計で、加速ラップも優秀です。1週前は武豊騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、4F52.9-1F11.4の好時計をマークして1馬身先着と好内容の追い切りを消化。休み明けの前走を叩いて上昇気配が漂います。
ラブリイユアアイズ(牝3、黒岩陽一厩舎)
4/6(水)美浦・南W(やや重)6F82.6-5F67.0-4F52.4-3F38.2-1F11.7(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬エンパイアウエストを追走し、4コーナーで内から差を詰めると、ラスト1Fは11.7の鋭い脚を見せて併入しました。行きっぷりは良く、時計も自己ベストを更新する好時計と、動き・時計ともに好内容の追い切りを消化しました。1週前は坂井瑠星騎手を背に南Wで3頭併せを行い、ここでも終い11.3の切れ味を見せて1馬身先着。その前週も南Wで6F83.0-1F11.7の好時計で、3週連続で終いは11秒台と好調ぶりが伝わります。
ナムラクレア(牝3、長谷川浩厩舎)
4/6(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F37.8-2F24.0-1F11.7(馬なり)
栗東坂路で単走。終始馬なりの軽めの調整でしたが、スムーズな加速ラップで終いも11.7の好時計でまとめる好内容の追い切り。1週前には浜中俊騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F80.1-1F11.2の好時計をマークして併せ馬に2馬身先着と、しっかり負荷がかけられています。整える程度で追っても時計が出るタイプの馬で、1週前の3Fは前走時の1週前より3秒も速い時計。追い切りで見せた行きっぷりと時計を見る限り、万全の状態と見て良いでしょう。