【ラジオNIKKEI賞2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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3歳馬限定のハンデG3「ラジオ日経賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ウヴァロヴァイト(牝3、萩原清厩舎)

6/28(水)美浦・南W(良)6F86.3―5F70.1―4F54.9―3F39.5―1F12.2(馬なり)

菅原明良騎手を背に美浦の南Wで単走。最後まで馬なりでしたが手応えは良く、弾むような走りでラスト1Fは12秒2をマークしてゴール。1週前は南Wで2頭併せを行い、5F68.1―1F11.2の好時計をマークし、一杯に追われた3歳未勝利のイーブンナンバーと併入しました。先週の時点であらかた仕上がっており、最終追いは軽めの調整程度という内容。1週前に速い時計を出して最終軽めは同馬の好走パターンで、今回も万全の態勢でレースに臨めそうです。

バルサムノート(牡3、高野友和厩舎)

6/28(水)栗東・坂路(やや重)4F54.2―3F39.1―2F24.4―1F11.6(馬なり)

栗東坂路で単走。道中はリズムを重視し折り合いに専念し、最後も馬なりのまましまいの反応を確認する程度。それでもラスト1Fは力強いフットワークで11秒6の好時計をマークしました。序盤は気難しさも少々見せていましたが、スピードに乗るとスムーズな動きでラストもスムーズな伸び脚でした。1週前も坂路でゴール前に仕掛けられ、4F54.8―1F11.8をマーク。前進気勢が強くポジション取りで力むところが見られる馬ですが、中間は折り合いを意識した追い切りもこなしてきており、走りにも穏やかさが見られるようになりました。能力が高いのは明らかで、精神面の成長があればさらに高いパフォーマンスが期待できそうです。

エルトンバローズ(牡3、杉山晴紀厩舎)

6/28(水)栗東・坂路(やや重)4F56.6―3F42.0―2F27.1―1F12.9(馬なり)

栗東坂路で単走。先週、先々週とCWコースで目一杯負荷がかけられているので、最終は息を整える程度の軽めの内容でした。1週前は西村淳也騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて5F66.2―1F10.9の好時計をマークし、最先着を果たしました。全体時計は自己ベスト更新で、しまいは10秒9という圧巻のタイム。2週前にはCWコースで5F65.4―1F11.4とここでも猛時計をマークしており、好時計を連発しています。最終追いが坂路なのが普段とは違う点ですが、調教過程の良さから万全の態勢を印象付けています。