【福島牝馬S予想2020】ヴィクトリアマイルの前哨戦!エスポワールやフェアリーポルカなど出走予定馬を考察

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福島競馬の土曜メインは、1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられる古馬牝馬の中距離重賞「福島牝馬ステークス」です。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

エスポワール(牝4、角居勝彦厩舎)

兄にダービー・3着のアドミラブルがいる良血エスポワール。昨年の秋華賞では3番人気に推されながら9着に敗退も、ターコイズSで2着、前走の中山牝馬Sでも3着と好走が続いております。これまでキャリア9戦で馬券圏内を外したのは秋華賞のみの堅実派で、福島コースは今回が初となりますが、小回りコース適性の高い同馬なら問題はなさそうです。主戦騎手のM.デムーロ騎手から池添騎手へと乗り替わりとなりますが、乗り難しいタイプでもないので初コンビでも期待度は十分。

フェアリーポルカ(牝4、西村真幸厩舎)

前走の中山牝馬Sでは中団から4コーナー手前でポジションを上げ、雪の不良馬場ながら直線でもしっかりと伸びて勝利し、重賞初制覇を達成したフェアリーポルカ。福島コースは初となりますが、器用さがある馬で小倉や中山など小回りコースで結果を残している点からも、地力は十分発揮できそうです。前走は52キロの軽ハンデに内枠と好条件に恵まれた感もありますが、勢いのついた今なら連勝も。

デンコウアンジュ(牝7、荒川義之厩舎)

昨年の福島牝馬Sの覇者・デンコウアンジュ。同レースは2018年も3着、2017年も4着と崩れたことはないレースで、舞台適性は申し分ありません。今年は初戦の愛知杯をトップハンデの56キロを背負って勝利し、重賞3勝目を達成しました。前走の中山牝馬Sでも4着に好走し、7歳となっても衰えを感じさせない走りを見せております。前走から斤量面も楽になりますし、得意舞台のここなら連勝の可能性も。

他にも、中山牝馬S・2着のリュヌルージュや、愛知杯・9着から巻き返しを狙うサラキアなどの有力牝馬たちが揃いました。福島牝馬Sは4月25日(土)に、福島競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時25分の予定。