【マイルCS予想2021】秋のマイル王決定戦！グランアレグリアやシュネルマイスターなど出走予定馬を考察

いよいよ秋のマイル王者を決める一戦「マイルチャンピオンシップ」が開催です。クラシック路線を戦ってきた3歳馬や、マイルやスプリント路線で活躍する重賞タイトルホルダーの参戦など、例年多彩なメンバーが揃う一戦です。今回は、出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。

グランアレグリア（牝5、藤沢和雄厩舎）

昨年のマイルCSの覇者、グランアレグリア。G1・5勝の実績馬ですが、今年初戦の大阪杯は4着、前走の天皇賞・秋は3着と2000mの2戦を落としており、距離の壁は超えられず。再び得意のマイルへ舞台を戻し、復活Vを狙います。夏にノドの手術を受けましたが、その後は影響も見られず経過は良好。中2週と間隔が短いので、状態面はしっかりチェックしておきたいところです。得意舞台で巻き返し、連覇なるかに注目です。

シュネルマイスター（牡3、手塚貴久厩舎）

今年のNHKマイルCを制し、G1初制覇を果たしたシュネルマイスター。安田記念は3着、秋初戦の毎日王冠・1着と、東京の1600～1800mは得意舞台。敗れた安田記念も古馬と初対決ながら0.1秒差の3着なら大健闘と言えるでしょう。また、前走の毎日王冠では届きそうになかった後方の位置から上がり最速33秒0の末脚で安田記念の勝ち馬ダノンキングリーを差し切り快勝と、しっかり安田記念で敗れた相手にリベンジを果たす好内容。ひと夏を越しての成長ぶりを見せており、休み明けを使われた上積みも期待できるここは連勝期待です。

インディチャンプ（牡6、音無秀孝厩舎）

2019年の覇者で、昨年2着のインディチャンプ。マイル戦はとにかく安定しており、近6戦は勝ち星こそないものの、3着、2着、3着、4着、3着、4着とすべて掲示板は確保。今年の春に阪神Cと高松宮記念に挑戦し、一度スプリント路線にも挑戦しましたが、勝ち星は挙げれず前走から再びマイル路線へ戻してきました。約5ヶ月ぶりと久々ですが、安田記念からの直行ローテーションは昨年同様。勝ち負けに持ち込むには色々と条件が噛み合う必要はありそうですが、今年も大崩れはなさそうです。