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【カシオペアS予想2025】素質馬センツブラッド、3歳勢不振のデータ覆せるか?

2025/10/22 14:09
【カシオペアS予想2025】素質馬センツブラッド、3歳勢不振のデータ覆せるか?

今週土曜の京都競馬メインを飾るのは、芝1800mで争われる3歳以上オープンのリステッドレース「カシオペアステークス」だ。登録頭数は12頭とやや少なめながら、秋の中距離戦線を見据えた実力馬たちが集結し、見応えある一戦となりそうだ。

過去5年の傾向を振り返ると、このレースは意外にも“格上馬”が苦戦する傾向にある。2021年と2022年は阪神競馬場での開催で条件が異なるものの、全体的に前走でG1・G2を使った馬は結果を残せていない。連対を果たしたのは2023年のピンハイ(前走・阪神牝馬S11着→2着)ただ1頭のみ。今年、そのデータに該当するのが、毎日王冠で10番人気ながら6着と健闘したジャスタウェイ産駒のジェイパームス。内容的には見どころがあったが、過去の傾向を踏まえると苦戦の可能性も否めない。実績よりも“勢い”と“適性”が問われる一戦になりそうだ。

一方、データ的に好走傾向を示すのが前走G3組。特に小倉記念からの臨戦馬は過去5年で2勝を挙げており、今年はその条件に合致するマイネルメモリーが注目される。ゴールドシップ産駒の5歳牡馬で、鞍上には菱田裕二騎手を予定。これまで4勝をマークしており、そのうち1勝は京都芝コースで挙げたもの。昨年のアルゼンチン共和国杯5着、今年の函館記念3着と重賞でも安定したパフォーマンスを見せており、ここでも勝ち負けは必至だ。タフな流れを得意とするタイプだけに、開幕週の馬場さえ味方に付けられれば、勝機は十分にある。

取捨に迷うのが、ルーラーシップ産駒の3歳馬センツブラッド。ラジオNIKKEI賞2着と世代重賞で結果を残しており、京都芝コースではこれまで連対を外していない。斤量も55キロと軽く、さらに坂井瑠星騎手を確保した点もプラス材料だ。しかし、過去5年間で3歳馬が馬券圏内に入った例はなく、年長馬との力差をどう埋めるかが課題となる。能力的には通用しても、古馬混合のリステッドで結果を出すには一筋縄ではいかない。

データが示すように、実績馬よりも“現状の充実度”がものを言うカシオペアステークス。今年はマイネルメモリーを筆頭に、中距離戦線で存在感を示した馬たちが揃った。秋の重賞戦線へ弾みをつけるのはどの馬か。少頭数ながら、目が離せない戦いとなる。

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