競馬ヘッドラインロゴアイコン

【クラスターC予想2025】チカッパ✕武豊騎手、1200mで意地の挽回戦!

2025/08/11 14:20
【クラスターC予想2025】チカッパ✕武豊騎手、1200mで意地の挽回戦!

11日、盛岡競馬場ではダート1200mのJpn3「クラスターカップ」が行われる。注目は昨年のスプリント戦線を席巻したチカッパだ。重賞2勝の実績を誇り、特に北海道スプリントカップと東京盃を連勝した走りは圧巻だった。さらにJBCスプリント(佐賀)では1400mながら2着と健闘し、その適性と底力を証明した。だがベストディスタンスはやはり1200mであることは間違いない。

今年のさきたま杯では、海外帰り初戦という調整面の難しさに加え、馬群の外を回らされる厳しい展開が響き敗戦。距離の壁もあった可能性が高い。それでも今回は許容範囲の57キロで、手綱を取るのは引き続き武豊騎手。名手とのコンビ継続は大きな武器となる。

チカッパはスピードを生かした先行策だけでなく、差す競馬も覚えて安定感を増していたが、前走は意外な失速を見せた。序盤は好位で折り合いをつけたものの、勝負どころで外に張り気味になり、直線でも伸びを欠いて終わった。前々走のリヤドダートスプリントに続く見せ場なしの連敗。この2戦に共通するのは「左回り」と「休み明け」という条件だ。どうやらこの2点は苦手要素といえる。

今回も左回りではあるが、舞台は小回りの盛岡1200m。ここは過去に好走歴があり、条件は大きく好転する。さらに海外帰りだった前走に比べ、今回は攻め過程が順調で動きも鋭さを取り戻してきた。調教内容からも明らかな変わり身の兆しがあり、昨年の王者として意地を見せる舞台は整った。

近3戦は着外に終わっているが、帰国2戦目となる今回は本来のスピードと勝負強さを発揮できるはずだ。ここで復活の勝利を挙げれば、秋のJBCスプリントやチャンピオンズカップといった大舞台へ大きな弾みがつく。スプリント界の頂点を極めた存在が再び輝きを取り戻す瞬間が、盛岡のゴール前で訪れることを期待する。 

【NST賞2025予想】クロジシジョー1年半ぶり白星へ、ドバイ帰り2戦目で復活V狙う
新LINEを必ずご確認ください

[SP]アルゼンチン杯の3連単を無料公開

最新のレース情報を配信。3連単の予想を無料でお手伝い。