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【七夕賞2025予想】ドゥラドーレスは展開ひとつで勝ち負け濃厚!

2025/07/11 15:05
【七夕賞2025予想】ドゥラドーレスは展開ひとつで勝ち負け濃厚!

今週末、夏の福島競馬を代表する伝統のハンデ重賞「七夕賞」が開催される。今年の主役候補として注目を集めるのが、前走・エプソムカップで2着に好走したドゥラドーレスだ。

エプソムカップでは、ルメール騎手が後方でじっくり構え、自然な形で外に持ち出す絶妙な騎乗を披露。内に進路を取った馬たちが苦しむなか、馬場の伸びる外を選び、最速タイの上がりで追い込んだ。結果は勝ち馬セイウンハーデスに次ぐ2着だったが、レコードタイム決着の中でしっかりと力を示した内容は評価に値する。

勝ち切れなかったとはいえ、あのレースの勝者は逃げてレコードを叩き出したセイウンハーデス。位置取りの差が結果に直結したと言える中、ドゥラドーレスは後方からしぶとく脚を伸ばし、1番人気の重圧にも動じずに能力を発揮した。この走りからも、ようやく本格化の兆しが見えてきたと判断していい。

ドゥラドーレスは一見すると器用さに欠けるタイプではあるが、これまで小回りコースでは【2-0-0-1】と安定した成績を残しており、初の福島コースでも大きな不安材料はない。血統面でも父ドゥラメンテ、母父ハービンジャーという組み合わせは、瞬発力と持続力をバランス良く併せ持つ構成。直線の短いタフな福島芝2000mでも、適応可能な資質を十分に備えている。

確かに今回は福島での好走実績を持つ馬が多数出走しており、舞台適性という観点では見劣る印象も否めない。ただし、重賞で安定して上位争いをしてきたドゥラドーレスの地力は明らかに上位。昨年の菊花賞で4着、そして今回のエプソムカップ2着という戦績は、クラス慣れした相手と戦いながらも着実に力をつけてきた証拠だ。

展開面では、ある程度のペースが流れる形が理想となる。不器用なぶん、スローからの瞬発戦よりも持続力を問われる流れが合っており、差し脚が生きるような展開になれば、一気に勝ち負けへと浮上する可能性は高い。

重賞タイトルにはあと一歩届いていないものの、ここにきて本格化ムードが漂うドゥラドーレス。順調にレースを迎えられれば、七夕賞制覇は十分射程圏内にある。ハンデ差と展開の綾を克服し、初重賞制覇へ。注目の一戦となりそうだ。 

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