【小倉記念2025予想】距離実績と好調教が後押し!カネフラ✕永島まなみのコンビ再結成で重賞初制覇へ

日曜の小倉メインはサマー2000シリーズの小倉記念(ハンデ戦)が行われる。酷暑の中での開催とあって、各馬の体調管理も鍵となる難解な一戦だ。
その中で注目したいのがグランデッツァ産駒の5歳牡馬カネフラ。前々走で3勝クラスを突破しオープン入り。続く前走では初の重賞挑戦となった新潟大賞典に出走し、14番人気ながら7着と健闘した。
今回は重賞2戦目でレース慣れによる上積みが見込めるうえ、距離適性の高さも大きな武器となる。これまでの4勝はいずれも芝2000mで挙げたものであり、今回の舞台はベスト条件。出走メンバーの中で2000mの勝利数は、リカンカブールの5勝に次ぐ2位タイと明確な強みを持っている。
さらに調教内容も絶好だ。これまでラスト1ハロンで12秒を切ることがなかった坂路調教において、7月に入ってからは2度にわたり11秒台を記録。夏競馬でよく言われる「格より勢い」という言葉がまさに当てはまる充実ぶりを示している。
騎手とのコンビにも注目したい。今回コンビ復活となる永島まなみ騎手は、カネフラの4勝中2勝を挙げた騎手であり、いずれも上がり最速の差し切り勝ち。カネフラの末脚を引き出す手腕は折り紙付きだ。永島騎手自身、重賞初勝利は逃げ切りだったが、もともとは差し・追い込みタイプの騎乗を得意としておりカネフラとの相性は非常に良い。
斤量も前走と同条件のままであれば、前走以上のパフォーマンスは十分に期待できる。展開がはまれば、重賞初制覇の可能性も現実味を帯びてくる。
小倉の夏を締めくくる一戦。2000mのスペシャリストで、調教も万全、相性抜群の鞍上を迎えるカネフラが、重賞タイトルを手にする姿に期待したい。

