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【マイルCS予想2025】レーベンスティール、異色の挑戦でマイル王奪取へ

2025/11/23 04:00
【マイルCS予想2025】レーベンスティール、異色の挑戦でマイル王奪取へ

3日間開催の2日目となる京都競馬場のメインレースは、秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップ」が行われる。出走メンバーにはG1馬5頭が揃い、さらに昨年のマイルCS上位3頭、今年の安田記念上位3頭も参戦。名実ともに2025年の中央競馬マイル路線を締めくくる最強決定戦となる。

その中で注目したいのがリアルスティール産駒のレーベンスティールだ。5歳の今季は毎日王冠を制し、重賞4勝目を達成。これまで1800mと2200mで重賞を計4勝と、中距離路線で頭角を現してきた実績馬であり、マイル路線への挑戦は異色と言える。

前々走で初めてマイルに挑み7着に敗れたが、前走の毎日王冠では1分44秒0の好時計で優勝。同レースでは1600mの通過が1分32秒6というハイラップの中、3番手から進め上がり2位の末脚で押し切った内容は、絶対的なポテンシャルを示した一戦だった。昨秋の天皇賞でも8着ながら勝ったドゥデュースと0秒5差で、上がり3ハロンはメンバー中3位。中距離の一線級と渡り合ってきた実績は本物だ。

さらに今回、鞍上には短期免許で来日中のレーン騎手を配する。レーン騎手は過去に一度だけレーベンスティールに騎乗し、1勝クラスで0秒8差の圧勝を演出。この着差は同馬のキャリア最大で、当時から能力の高さを余すことなく引き出していた。コンビ再結成は大きな上積みとなる。

マイル2戦目、初のマイルG1挑戦と条件は決して楽ではない。しかし、中距離路線で積み重ねた地力、毎日王冠で見せた適性、そしてレーン騎手とのコンビが重なれば、常連勢をねじ伏せてタイトルを奪うシナリオも十分に描ける。

マイルチャンピオンシップは中距離の実力馬レーベンスティールが新たな舞台で素質を開花させ、上位進出する姿に期待したい。秋の頂点へ向け、強烈な決め脚で王道路線の猛者たちを差し切れるか注目だ。

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