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【JRA東京スポーツ杯2歳S予想2025】センス光る自在性が魅力!コッツォリーノがクラシック候補へ名乗り

2025/11/22 06:00
【JRA東京スポーツ杯2歳S予想2025】センス光る自在性が魅力!コッツォリーノがクラシック候補へ名乗り

今週の3連休は中央競馬も3日間開催。最終日となる月曜日には2歳G2「東京スポーツ杯2歳S」が開催。京王杯2歳S、デイリー杯2歳S、来週の京都2歳Sと、毎週のように2歳重賞が続く番組編成となっている。

その中でも東京スポーツ杯2歳Sは例年クラシックに直結する重要な一戦だ。昨年のクロワデュノール、2021年のイクイノックス、2019年のコントレイルと、歴代勝ち馬には単なるG1馬にとどまらない名馬が名を連ねている。今年も未来のスターホースが姿を現すか期待が集まる。

注目すべきはシルバーステート産駒のコッツォリーノだ。新馬戦3着から未勝利戦で勝利し、ここまで2戦1勝という戦績で挑むが、評価すべきは戦績以上に見せているレースセンスだ。

初戦では中団から楽な手応えで4コーナーを進出し、直線では馬群を割って鋭く伸びた。スローペースで後半ラップが伸び続ける展開では最速の上がりでも届かなかったが、中山の急坂を力強く駆け上がり、レース全体として高い完成度を示した。そして2戦目は一転、好スタートから逃げの手に出た。4コーナーで後続に詰め寄られても再加速し、坂で再び差を詰められても再々加速で突き放し、2馬身半差の完勝。差し・逃げという対照的な戦法で能力を発揮しており、自在性という大きな武器を既に手にしている。

横山典弘騎手が手綱を取ることでこの自在性に納得するファンも多いだろうが、2戦のキャリアでこれだけ戦術の幅を見せられる馬は多くない。経験値が少ない世代戦において、自在性は大きなアドバンテージとなる。

クラシックへの登竜門である東スポ杯2歳S。今年はコッツォリーノがセンスある脚で強豪を相手に結果を残し、クラシック候補として名乗りを上げると期待する。勝ち切る競馬を見せられるか、注目の一戦だ。 

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