【京都記念2026予想】人気馬は疑え?波乱前提の予想が必要
公開: 2026/02/13 20:50

古馬戦線が本格化するこの時期の名物重賞が、伝統の「京都記念」である。かつては実力馬が順当に力を示すレースという印象も強かったが、近年は様相が一変している。人気馬が総崩れとなる年が目立ち、波乱含みの一戦へと姿を変えつつある。
実際、4年前は5番人気までの上位人気馬がすべて馬券圏外に沈んだ。昨年も4番人気までに出番はなく、ファンの予想を大きく裏切った。間の年においても、6番人気馬の激走や9番人気馬の台頭など、伏兵の好走が繰り返されている。人気や前走成績の信頼性は決して高くないと判断せざるを得ない。
それでも、完全に無秩序なレースというわけではない。近年の傾向から見える明確なポイントが存在する。馬券に絡んだ1番人気馬は、前走でG1を使っていたか、重賞で連対実績を持っていた。裏を返せば、この条件すら満たさない人気馬は評価を下げるべき存在となる。
年齢面では4歳・5歳勢が主力を形成するが、軽視できないのが7歳馬の存在である。過去5年で複数の好走例があり、ベテランの底力がしばしば波乱を演出する。ただし、狙うなら人気薄が前提条件となる。妙味を求めるなら5番人気以下が理想である。
脚質面では前有利の傾向が顕著である。好位で立ち回れる馬が安定して結果を残しており、展開次第では逃げ馬の粘り込みも十分に警戒対象となる。差し一辺倒の評価は危険であり、位置取りの自在性が重要なファクターとなる。
以上を踏まえ、注目馬として挙げたいのは次の4頭である。エコロディノスは淀の2000mで鮮烈なデビュー勝ちを飾った素質馬である。昨秋の連勝内容から本格化は明白であり、ここは重賞制覇の絶好機と断言できる。
エリキングはデビューからの3連勝に加え、クラシックでの好走実績が光る。京都の外回り2200mは適性面で大きなマイナスとはならず、立ち回りひとつで勝ち負けに持ち込める存在である。
マイネルクリソーラはG2で安定した走りを続けてきた実力派である。叩き2戦目での上積みは大きく、展開が向けば上位進出の可能性は高い。人気の盲点となるなら積極的に評価すべき一頭である。
ヘデントールは本質的に長距離向きのG1ホースであるが、2200mが守備範囲外という評価は早計である。地力の高さは疑いようがなく、展開と流れが噛み合えば勝ち負けに加わるだけの資格を備えている。波乱傾向の強い一戦だけに、固定観念に縛られない柔軟な視点が求められるレースである。

