京都競馬場 芝3000m

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コース特徴・見解

菊花賞と万葉Sのみ行われるコース。

向正面の上り坂途中からスタートし、最初のコーナーまでは208m。最初のコーナーまでの距離は短いが、長丁場とあってペースは速くなりにくい。3コーナーの高低差4.3mの坂が特徴で、2周目ではこの部分が勝負所となり、ペースが一気に上る。

最後の直線は404mとやや長めだが、坂の無い平坦なコース。コーナーが6回、坂を2回上り下りする長丁場のため、ロスなく内で運べるか、しっかり折り合えるかなどがポイントとなる。

枠・脚質の傾向

長丁場のため枠順の有利不利は少なめだが、内枠の馬の方がコーナーをロスなくまわれる好ポジションを獲得しやすい。

1~3枠は勝率が二桁となっており、勝率ベースでは内枠が好成績。複勝率ベースでは外枠も好成績だが、真ん中枠あたりは外からインに寄せてくる馬に窮屈な競馬をさせられてしまうことも多く、内枠・外枠に比べて好走率は低くなっている。

脚質は、先行馬が連対率・複勝率でトップとなっており、マクリを除けば勝率もトップ。3000mの長丁場で逃げ切りが決まることは稀で、追い込み・マクリも決まるケースはほとんどない。先行し、逃げ馬が一杯になったところを抜け出すというイメージが一番ハマる印象。

枠番データ
枠番成績(勝率/連対率/複勝率)
1枠3-0-1-23(11.1%/11.1%/14.8%)
2枠3-6-2-17(10.7%/32.1%/39.3%)
3枠3-0-2-24(10.3%/10.3%/17.2%)
4枠1-0-1-28(3.3%/3.3%/6.7%)
5枠0-4-2-26(0.0%/12.5%/18.8%)
6枠2-3-4-25(5.9%/14.7%/26.5%)
7枠4-3-5-32(9.1%/15.9%/27.3%)
8枠2-2-1-40(4.4%/8.9%/11.1%)

集計期間:2009/10/25~2018/1/7

脚質データ
脚質成績(勝率/連対率/複勝率)
逃げ2-1-3-17(8.7%/13.0%/26.1%)
先行10-8-6-37(16.4%/29.5%/39.3%)
差し5-6-8-90(4.6%/10.1%/17.4%)
追い込み0-3-1-67(0.0%/4.2%/5.6%)
マクリ1-0-0-3(25.0%/25.0%/25.0%)

集計期間:2009/10/25~2018/1/7

騎手の傾向

騎手は武豊と和田竜二が唯一2勝をあげており、とくに武豊は3着内の回数も最多で好成績。

騎手データ
騎手成績(勝率/連対率/複勝率)
武豊2-1-3-9(13.3%/20.0%/40.0%)
和田竜二2-0-1-9(16.7%/16.7%/25.0%)
福永祐一1-3-1-8(7.7%/30.8%/38.5%)
岩田康誠1-3-0-10(7.1%/28.6%/28.6%)
酒井学1-2-0-7(10.0%/30.0%/30.0%)
秋山真一郎1-0-2-5(12.5%/12.5%/37.5%)
浜中俊1-0-1-8(10.0%/10.0%/20.0%)
M.デムーロ1-0-1-3(20.0%/20.0%/40.0%)
C.ルメール1-0-1-2(25.0%/25.0%/50.0%)
川田将雅1-0-0-12(7.7%/7.7%/7.7%)

集計期間:2009/10/25~2018/1/7

血統の傾向

3着内の頭数はディープインパクト産駒が最多だが、ダンスインザダーク産駒は母数が少ないながらも2勝、2着2回と好成績。同じく2勝をあげているステイゴールド産駒も、勝率・連対率ベースではディープインパクト産駒よりも上。

血統データ(種牡馬)
種牡馬成績(勝率/連対率/複勝率)
ダンスインザダーク2-2-0-3(28.6%/57.1%/57.1%)
ステイゴールド2-1-0-13(12.5%/18.8%/18.8%)
ディープインパクト1-2-3-22(3.6%/10.7%/21.4%)
シンボリクリスエス1-2-0-8(9.1%/27.3%/27.3%)
ゼンノロブロイ1-1-2-4(12.5%/25.0%/50.0%)
ネオユニヴァース1-1-0-8(10.0%/20.0%/20.0%)
マンハッタンカフェ1-0-2-19(4.5%/4.5%/13.6%)
スペシャルウィーク1-0-0-3(25.0%/25.0%/25.0%)
エルコンドルパサー1-0-0-5(16.7%/16.7%/16.7%)
フジキセキ1-0-0-6(14.3%/14.3%/14.3%)

集計期間:2009/10/25~2018/1/7