【注目新馬】ウインバリアシオンの全弟・ガーランドワルツが登場

今週の阪神日曜日5Rの新馬戦にはウインバリアシオンの全弟・ガーランドワルツが登場する。栗東・吉田直弘厩舎の管理馬。鞍上は、リーディングジョッキーの戸崎騎手。初戦から勝負態勢は整った。芝1800Mも初戦にしてはベストな距離と言える。全兄ウインバリアシオンは、ウインレーシングの所有馬だったが、ガーランドワルツは、シルクレーシングの所有馬。この背景には、ウインレーシングが、サラブレットクラブラフィアンに吸収されてしまった事が大きく影響している。

サラブレットクラブラフィアンは非社台系。それに対してシルクレーシングは社台系。ノーザンファームの生産馬であるガーランドワルツは社台系の馬主か、クラブに下したい社台グループの思惑がある。こうした背景も知っていると競馬が楽しくなってくる。社台グループは日本を代表する、ずば抜けた生産を行い、施設の充実度は世界最高レベル。社台グループに勝てる所は今後も先ず出ないと思って間違いない。

こんなことはないと思うが、社台グループがもう生産に飽きたのでやめます。こんな事になったら、日本の競馬会はとんでもない事になる。根幹から揺るぎかねない状況になるだろう。しかし、そんな心配は無用。社台グループで働くスタッフは仕事に責任感を持ち充実した仕事と生活をしている。これは社台グループ以外でも同じ事が言える。今週は先ずは、ガーランドワルツがどの様な走りをするか注目したい。全兄ウインバリアシオンには、どうしても越えられないオルフェーヴルという高い壁があった。ガーランドワルツはどの様なサクセスストーリーを歩むのかが今から楽しみだ。