ジェンティルドンナ、史上32頭目の顕彰馬に選定
名牝ジェンティルドンナが史上32頭目の顕彰馬に選ばれたことをJRAは12日に発表しました。
ジェンティルドンナは2012年の牝馬三冠を制し、同年と翌年2013年のジャパンカップ(G1)の連覇を果たし、さらに翌年2014年にはドバイシーマクラシック(G1)と、ラストランとなった有馬記念(G1)も制覇しました。
JRA顕彰馬とは、中央競馬の発展に大きく貢献した競走馬の功績を讃え、後世まで顕彰していくために1984年に制定されたものです。いわゆる「殿堂入り」というものですね。
選考方法は、10年以上競馬報道に関わるマスコミや競馬関係者によって行われ、1人あたり4頭以内の投票頭数となっております。総投票者の4分の3以上の票を獲得した馬が顕彰馬に選ばれる仕組みとなっており、今回ジェンティルドンナは198名による投票のうち155票(得票率78.3%)を獲得して顕彰馬に選定されました。
引退後は繁殖牝馬入りし、今年すでに初子となる父キングカメハメハの牝馬を出産するなどして繁殖牝馬としてすでに活躍しております。ジェンティルドンナ自身の元気と長生きを願うとともに、子供たちの活躍にも今後期待していきたいと思います。