豪州競馬の大舞台へ!ゴールデンスナップ、コーフィールドC参戦表明

丹頂Sで2着だったゴールデンスナップ(牝5、田中克厩舎)が、10月17日に豪コーフィールド競馬場で行われるコーフィールドC(G1、芝2400m)に挑戦することが明らかになった。9日、管理する田中克調教師が発表した。また、8着以内に入った場合は、11月4日に豪フレミントン競馬場で行われるメルボルンC(G1、芝3200m)にも連戦する方針であることも明らかにした。
同馬は12日に札幌競馬場から東京競馬場に移動し、検疫を経て28日に出国する予定。田中師は「昨年から考えていたプラン。メルボルンCに出走するためにはコーフィールドCで8着以内が条件ですが、挑戦したい馬です」と語り、自身にとって初の海外挑戦に意欲を示した。
ゴールデンスナップは昨年のステイヤーズSで4着に健闘。今年は3000mの万葉Sを制し、阪神大賞典でも牡馬一線級相手に6着と実力を示した。洋芝適性は高く、田中師は「多分5000mでも走れる。スタミナお化け」と評しており、豪州の長距離戦は格好の舞台となる。
メルボルンCは150年を超える伝統を誇る豪州最大のレース。日本馬は3年連続での参戦となり、2006年にはデルタブルースとポップロックがワンツーを決め、昨年のワープスピードも2着に好走している。ゴールデンスナップがその歴史に新たな1ページを刻むか注目される。

