【JRA】幸英明騎手は踵骨骨折で全治2カ月以上、西山茂行氏がブログで発表

JRAのベテラン騎手・幸英明(49)が、踵骨骨折のため長期離脱することが14日に明らかになった。馬主・西山茂行氏(67)が自身のブログで公表したもので、復帰まで最低でも2カ月以上を要する見込みだ。
幸は9日の中京4Rで馬場入場後に落馬し、右足を負傷。当初は1カ月程度の休養と診断されていたが、再検査の結果、想定以上の重傷と判明した。負傷後は同日の5R以降の8鞍と翌10日の11鞍がすべて乗り替わりとなっていた。
ブログには幸本人のコメントも掲載され、「今回の踵骨骨折ですが思っていたよりも重症で、手術してリハビリを考えると復帰には最低でも2カ月以上かかる見込みです。ハーデスの天皇賞騎乗までには万全の体調で臨むつもりです。よろしくお願いいたします」と綴られている。コメントでも記されているように、現在幸騎手はセイウンハーデス(23年七夕賞、今年5月10日の前走エプソムCで重賞2勝)の主戦を務めており、天皇賞秋へ向けて注目と期待を集めているコンビだ。
秋の大舞台での復帰を目指し、夏は治療とリハビリに専念。長年にわたり第一線で活躍を続けてきたベテランだけに、完全復活を待ち望む声は多い。

