【兵庫ジュベナイルC予想2025】リーガルタイムvsゴッドフェンサー、世代初重賞を奪うのはどっちだ?

25日は未来のダート界を担う若駒たちが覇を競う、第3回「兵庫ジュベナイルカップ」が園田競馬場で開催。世代最初の重賞タイトルを懸けた一戦となる。
注目の中心はリーガルタイムとゴッドフェンサーの2頭だ。
ゴッドフェンサーはデビュー戦で8馬身差の圧勝。持ち前のパワーと馬っぷりの良さを初戦から示し、余力を残したままの完勝だった。まだまだ時計は詰められそうな余裕があり、次走への期待度は高い。放牧を経て大幅なパワーアップが伝えられ、状態面への不安はない。仕上げに抜かりがなく、ここでも持ち前のスピードで押し切る力は十分だ。
一方のリーガルタイムはクビ差でデビュー戦を制したが、走破タイムはゴッドフェンサーを上回る。2着馬との激しい競り合いを制した経験は大きく、スローペースながら園田1400mを上がり37秒前半でまとめた脚は特筆もの。道中で厳しい流れに持ち込まれながら勝ち切った内容からも、素直さと操縦性の高さが際立つ。放牧を挟み成長を促したうえ、ポン使いに定評のある柏原厩舎だけに仕上げにも隙はない。
実績と内容を比較すると、自在性と操縦性で勝るリーガルタイムが一枚上か。ゴッドフェンサーの一撃も怖いが、安定感ならリーガルタイムに軍配が上がると見るファンも少なくないだろう。どちらが世代最初の重賞を制するか。2歳ダート路線の主役を占う注目の一戦が、ファンの期待を背負って園田の舞台で幕を開ける。

