競馬ヘッドラインロゴアイコン

【ラジオNIKKEI賞2025予想】バズアップビート試金石、気性難✕1勝馬✕格上挑戦、すべてを覆す一撃なるか?

2025/06/27 14:03
【ラジオNIKKEI賞2025予想】バズアップビート試金石、気性難✕1勝馬✕格上挑戦、すべてを覆す一撃なるか?

福島競馬の日曜メインは、JRA唯一の3歳限定ハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」。この舞台に挑む注目馬が、白百合ステークス3着から臨む素質馬・バズアップビートだ。

今年2月に未勝利を勝ち上がると、その勢いのまま臨んだ昇級初戦・プリンシパルステークスでは、スタート直後に騎手が落馬し、競走中止という不運に見舞われた。しかし、リステッド競走となった復帰戦の白百合Sでは、後方からメンバー中2位の上がり3ハロンで追い込み、勝ち馬とタイム差なしの3着に健闘。着順こそ3着だが、直線では前が詰まる不利があり、スムーズであれば勝ち切っていた可能性もある。

まだコーナーで右にモタれるなど不器用さを残すが、白百合Sでは広い京都の外回りコースで展開の利も生かし、持ち味である末脚が一変。ジリ脚だったデビュー当初から比べて、トップスピードとその持続力に確かな進化が見られた。高速決着への対応も見せ、内容的には大きな収穫があった一戦だったと言える。

今回の舞台である福島芝1800mは、コーナー4つの小回りコースで、前走とは異なる適性が求められる。ただ、前走のハイペースな1800m戦に対応できたことは、スピードの裏付けとしてポジティブな材料。操縦性や気性面に難しさを抱えていた馬だからこそ、白百合Sで見せた集中力とレースぶりには成長の跡がはっきりと表れている。

注目すべきはハンデ設定だ。今回のラジオNIKKEI賞には、2勝馬が54kgで出走する中、この馬は1勝馬ながらも55kgと見込まれた。実績だけを見れば格上挑戦の立場だが、前走の内容や成長度、そして陣営の評価を加味すれば、このハンデは能力を認められた証であり、逆にチャンスと捉えるべき材料だ。

プリンシパルSの落馬という不運にもめげず、堂々とリステッド競走で存在感を示したこの馬にとって、今回の重賞挑戦は秋の飛躍へ向けた大事な試金石となる。先にタイトルを掴んで夏の主役に名乗りを上げるか、注目が集まる。 

【凱旋門賞2025】クロワデュノールは引き続き北村友一騎手とのコンビで挑戦
新LINEを必ずご確認ください

[SP]アルゼンチン杯の3連単を無料公開

最新のレース情報を配信。3連単の予想を無料でお手伝い。