JRA東海ステークス(2021)はインティで鉄板か?激走期待の穴馬はこの馬だ!

G1フェブラリーSの前哨戦という位置づけではありますが、メンバー的には中々本番へは繋がりにくそうというのが正直な感想です。

実績的にはインティが抜けており、この馬が中心と見て良いと考えています。2019年の東海Sの覇者で、チャンピオンズCは昨年・一昨年といずれも3着の中京巧者です。

7歳になり衰えもありそうですが、メンバー的には衰えた上でも抜けている印象で、ベスト舞台の中京1800m、斤量も昨年より1kgマイナスの57kgとなれば心配する必要はないでしょう。ということで本命軸馬はインティです。

難しいのは相手選びの方で、インティ以外はどの馬が来てもおかしくないようなメンバー構成という印象です。そんな難解なメンバー構成の中で今回相手候補として最有力視しているのが、福永祐一騎手騎乗のグレートタイムです。

前走のベテルギウスSは7着に敗れましたが、大外からのスタートで終始外を回り、コーナー出口で膨らんだ内の馬に当てられ、何かと不利多きレースでした。2着に好走した2走前のブラジルCのように、内を立ち回る競馬ができれば好勝負は十分可能と見ていますので、外過ぎない枠であればさらにチャンスは増すでしょう。

また、鞍上が近2戦で手綱を握っていた岩田望来騎手から福永騎手へと乗り代わりになる点も好材料です。中京における福永騎手の信頼度は非常に高く、今年も中京ダートは20戦して14戦が掲示板内、10戦が馬券圏内と好成績を挙げています。グレートタイムも右回りよりも左回りの方が向いており、鞍上・コースと条件が好転するここは巻き返しのチャンス十分と見ます。

ということで今年の東海Sは、本命軸馬インティ、対抗グレートタイムという予想で勝負したいと思います。