JRA、C.ルメール騎手ら関係者に対し14日間の自宅待機を要請

今月28日にドバイのメイダン競馬場で行われる予定であったドバイ国際競走が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となり、現地入りしていたC.ルメール騎手を含めた関係者は順次帰国することとなった。

これに対しJRAは23日、ルメール騎手ら関係者が帰国する翌日から14日間の自宅待機を要請した。日本政府は今のところアラブ首長国連邦(UAE)からの入国者に対して制限は課していないが、JRAは騎手・調教師に一人でも感染者が出れば現在無観客で実施している競馬が開催できなくなるため、自宅待機の要請が必要と判断した。

先週の3日間競馬の騎乗をキャンセルして早めにドバイ入りしていたルメール騎手だったが、これにより、ルメール騎手は28~29日、4月4~5日は騎乗できないことになってしまった。5日にはG1大阪杯でコンビを組む予定だったダノンキングリーなど有力馬への騎乗もあった。