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【オータムリーフS予想2025】実績馬ジャスティンアースが主役争いをリード

2025/11/28 11:57
【オータムリーフS予想2025】実績馬ジャスティンアースが主役争いをリード

今週日曜の京都メインは、ダート1400mで行われる3歳以上オープンの別定戦「オータムリーフステークス」が開催。今年はフルゲート16頭の激戦となり、例年以上に取捨が難しい一戦になる。

過去5年のデータを振り返ると、2020~2022年は阪神開催で条件こそ異なるが、前走でオープン特別を使っていた馬の好走率が群を抜いている。成績は【4勝・2着5回】と安定しており、特に前走4着以内に入っていた馬に絞れば【3勝・2着2回】と信頼度はさらに上昇する。今年もこの傾向が重要な判断材料になる。

その基準に合致するのが、神無月ステークス・2着のジャスティンアースだ。3勝クラスを突破して以降、ダート戦では大崩れがなく、唯一の凡走は芝1200mのUHB賞だけという堅実派。今回は武豊騎手が大沼ステークス以来の騎乗となり、前回1番人気で3着に敗れた悔しさを晴らす舞台が整った。展開・コース適性ともに再度の好走が見込める。

同じく神無月ステークス組では、4着のノーブルロジャーにも注意が必要だ。もともとは芝マイル路線でキャリアを積んできたが、ダービー卿CTでの大敗を機にダートへ転向。以降は7着→6着→4着と着実にパフォーマンスを上げており、ダート適性の開花が伺える。人気薄が見込まれる今回は、一撃を狙える穴馬としてマークしておきたい。

一方、前走武蔵野ステークス3着のビダーヤは実績面で最上位クラスだ。欅ステークス勝ち、東海ステークス3着など1400~1600mのダート戦線で安定した走りを見せており、今回も人気の中心となるのは必至だ。しかし、過去5年で“前走重賞組”が一度も3着以内に来ていない点は気掛かりで、データ的には危険な人気馬となる可能性も否めない。

混戦模様の今年のオータムリーフSは、傾向通り前走オープン組のジャスティンアースが中心となる構図だが、ノーブルロジャーの一発やビダーヤのデータ覆しにも期待がかかる。実力馬と上がり馬が交錯する一戦で、勢力図が大きく塗り替わる可能性もある。レース当日の気配と枠順にも注視したい。 

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