【ジャパンC予想2025】粗品のYouTubeでの“身辺の変化”がサイン?

先週のマイルCSでは見事勝ち馬のジャンタルマンタルを本命視するも、3連単フォーメーションで3着馬を拾えず、惜しくも的中を逃した競馬好きお笑い芸人の粗品。
11月はBCクラシックとJBCレディスクラシックを的中させ、先々週のエリザベス女王杯も馬券こそ逃したが勝ち馬レガレイラを本命に指名。予想の精度は確実に上がっているが、的中しきれないのは“呪い”の強さ故か。秋の東京開催を締めくくるビッグレース「ジャパンC」を的中させ、呪いを完全に吹き飛ばすことができるかに注目だ。
ジャパンCにおいては比較的相性が良く、昨年はジャスティンパレスを本命視し結果5着で的中を逃したものの、一昨年はイクイノックスを本命視し、1位入線で3連単を的中させ、その前の2023年も同じくイクイノックスを本命視し、3連単を的中させている。いずれも堅実な決着ではあったが、本命のイクイノックスを1着に据えた3連単フォーメーションで勝負し、少点数で見事に討ち取っている。
今年はイクイノックスのような圧倒的人気馬は不在だが、昨年本命視したジャスティンパレスは今年も参戦。また、天皇賞・秋で本命視したマスカレードボールも参戦しており、過去に有力視したこのあたりの馬を再び本命視する可能性も高そうだ。
さらに、近ごろの粗品のYouTubeでの“身辺の変化”もサイン派にとっては見逃せない。粗品は最近、新しい女性マネージャー「小池さん」が就任したことを動画内で明かしており、これが“運気の再編”や“体制の刷新”を示すサインであると見る向きもある。管理体制の変化=新パートナーで挑む馬、新騎手と新たな関係性を築き直した馬が浮上すると読むのが自然だ。
今年の出走予定馬の中で“新コンビ”として挑むのは3頭。ブレイディヴェーグとT.マーカンド騎手、シュトルーヴェと菅原明良騎手、そしてドゥレッツァとA.プーシャン騎手の3組だ。いずれもG1級のトップ人気とは言えないが、新コンビによる“テコ入れ”というサインが最も強く働くのはこのラインで、粗品がサイン派として最も魅力を感じるポイントとなる。
一方、昨年に続いて挑むジャスティンパレスは“継続”を象徴する存在で、小池マネージャー就任という“変化のサイン”とは対照的であるため、サイン理論的には評価を下げたくなる部分もある。ただし実力は確かで、粗品が実直にデータと能力を重んじるタイプであることを考えれば、最終的に本命候補に入ってくる可能性は依然高い。
粗品が今年のジャパンCで狙うべきは、“新しい風に乗る馬”か、“復活のタイミングが整った馬”か。小池マネージャー就任という思わぬサインが、どの馬の背中を押すのか注目したい。サイン派・データ派・粗品派すべてを巻き込んだ混戦ムードの中、今年の粗品の本命がどこに落ち着くのか、ファンの期待は高まるばかりだ。

