【JRA】ソウルラッシュは富士Sから始動、その後はマイルCSへ

今年のドバイ・ターフ覇者ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)が、秋シーズンのローテーションを10月18日に東京競馬場で開催される富士ステークス(G2、芝1600m)から始動し、11月23日に京都競馬場もで開催されるマイルチャンピオンシップ(G1、芝1600m)を経て、12月14日に香港のシャティン競馬場で開催される香港マイル(G1、芝1600m)に向かうことが決まった。9月3日、池江調教師が明らかにした。
前走の安田記念では3着に敗れたが、その後に左第4中手骨の骨折が判明。6月時点で3カ月以上の休養が必要と発表されていた。放牧先での療養を経て順調に回復しており、池江調教師は「いつもの夏と同じ感じですね。今月中に帰厩させると思います」と語り、復帰に自信を示した。
今秋の選択肢には11月1日にアメリカのデルマー競馬場で行われるBCマイル(G1、芝1600m)も浮上していたが、池江調教師は「BCだと小回りで、マイルでもコーナー4つになるので」と理由を述べ、国内を経由して香港へ向かうプランを選択。国内外の1600m戦線で再び主役の座を狙う構えだ。
春に世界を制したソウルラッシュが、再び海外の大舞台に挑む。復活を遂げた秋シーズンの走りに大きな注目が集まる。

