【全日本2歳優駿2023予想】昨年のデルマソトガケに続く活躍馬は出てくるか?
ここ3年の勝ち馬はアランバローズ、ドラウスタウト、デルマソトガケと、いずれもその後大成しており、特に昨年の勝ち馬デルマソトガケは海外遠征でも結果を残すなど、ダート路線改変が行われる来年に向けて勝ち馬に注目しておきたいのが川崎競馬場で13日水曜日に行われる全日本2歳優駿です。
ウマ娘でおなじみの藤田晋オーナーにとっては今週の阪神JFに有力馬の1頭として出走予定だったボンドガールが回避となってしまったこともあり、2連勝中のフォーエバーヤングの出走にかかる期待は大きいのではないでしょうか。リアルスティール産駒としても依然としてG2までの勝利しか無いため、Jpn1とはいえ期待の掛かる一戦となります。
また松山騎手が騎乗予定のイーグルノワールも初戦は敗退したもののその後は3連勝で前走の兵庫ジュニアカップまで制しました。父のブリックスアンドモルタルはリアルスティール同様、今年の新種牡馬ということで、ここで存在感を示せるか楽しみな1頭です。
函館2歳ステークスを人気薄で制したヘニーヒューズ産駒のゼルトザームは薔薇一族の牝系ということで1600mへの距離延長は歓迎材料となりそうです。また今年の函館2歳S勝ち馬ということで芝での重賞勝利を果たしていますが、デビュー戦は函館ダート1000mを制しており、父の適性を考えるとダート向きと考えても良いかもしれません。
地方からの出走予定馬では、6戦1勝と厳しい戦績ですが時事ネタで考えると狙いたくなる野球のWBCで活躍した選手からそのまま名前を頂いている川崎所属のヌートバー、3勝以上をすでにあげておりキャリア、戦績から勢いが期待される船橋所属のクルマトラサン、佐賀所属のウルトラノホシなどが参戦予定ですが、今年もJRA勢の牙城が高く立ちはだかりそうです。