【若葉S予想2017】タガノアシュラ、少頭数で今の馬場なら!

18日(土)の阪神競馬場メインレースは若葉ステークス。2着までの馬に皐月賞の優先出走権が与えられる皐月賞トライアルです。翌日中山で開催されるもう一つの皐月賞トライアルのスプリングSに実力馬が集中しており、あまりこちらは注目されていないようですね。過去10年で皐月賞で3着内に入着した30頭中、前走が若葉Sだった馬は5頭と少ないことを見ても本番へ繋がりにくいレースではありますが、やはり権利がもらえるレースである以上はしっかり見ておく必要があると思います。

今回注目したいのは逃げ馬のタガノアシュラです。勝つか負けるか両極端なのは逃げ馬の宿命と言えますが、しっかり自分のペースで逃げれさえすれば好走します。今回も出遅れでもしない限り作戦は逃げでしょう。この馬をマークする馬も多いでしょうけど、マイペースに落とし込んで淡々とラップを刻んで3コーナーあたりまでスムーズに競馬ができれば馬券圏内に入ってくる可能性は高いです。

後続勢の仕掛けあいが始まった時に追い上げを振り切れるかが最大の焦点になりますが、前走のすみれステークスでは勝ち馬に交わされ2着に惜敗しましたが、自分の型になれば並ばれても踏ん張れることを証明してくれました。開幕週で良馬場であったことと少頭数であったことも大きかったと思いますが、先週の阪神は前が残っておりましたし若葉ステークスもそこまで頭数は増えなそうですから、今週も注意が必要でしょう。

相手にもう一頭逃げそうな馬でアダムバローズがおりますが、どうしても逃げたいタガノアシュラに比べれば番手でも競馬ができるので今回は先行して折り合うレースを心がける可能性が高いと見ております。タガノアシュラのような逃げ馬が皐月賞へ出てくれればかなり面白くなりますし、ここはなんとか権利をとって皐月賞へと進んでいってもらいたいところです。