【宝塚記念2024】2週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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春のグランプリレース「宝塚記念」へ向けて各馬が2週前追い切りを終えてきました。今回はとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしましたので、予想の際にお役立てください。

ドウデュース(牡4、斎藤誠厩舎)

6/6(木)栗東・CW(良)6F82.9-1F11.5(馬なり)

栗東CWコースで3頭併せ。古馬未勝利の僚馬シャスティフォルと古馬2勝クラスのヴィゴラスダンサーを追走し、道中はゆったりとしたペースで折り合いに専念。徐々に差を詰めて4コーナーで最内から2頭を捉えると、直線は鞍上が手を動かすことなく馬なりのままラスト1F11秒5の脚で伸び、中シャスティフォルにクビ遅れ、外ヴィゴラスダンサーに半馬身先着してゴールしました。一杯に追われた2頭とは対照的に、同馬は余力十分の馬なり。追えば一気に弾けていきそうな手応えがあり、状態の良さがうかがえる好内容の追い切りを消化しています。

ディープボンド(牡7、大久保龍厩舎)

6/6(木)栗東・坂路(良)5F52.8-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。ゆったりと入って道中は折り合いに専念し、直線は自ら行く気を見せて伸びていき、ラスト1Fは12秒4でまとめてゴールしました。2週前に坂路で追われ、1週前と最終でCWで追われるのが同馬のいつものパターンで、今回もこれまで通り坂路での立ち上げ。時計は目立って速いというわけではありませんが、素軽さは前走以上で時計も無理なく出せている印象です。2走前は太め残りでしたが、前走でしっかり良化して結果を出し、今回も着実に調子を上げてきていると見て良さそうです。

ソールオリエンス(牡4、手塚貴久厩舎)

6/6(木)美浦・W(良)6F83.9-1F11.0(馬なり)

嶋田純次騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。なお、レースでは横山武史騎手が騎乗予定。3歳1勝クラスの僚馬アルドールと、3歳未勝利のグランアトミカを先行させ、道中は最後方でリズムを重視して追走。直線序盤まで4馬身ほどの差がありましたが、ラスト1F11秒0の脚で一気に差を詰めて2頭と併入しました。前走は状態が崩れていたので、今回はとにかくどれだけ立て直してこれているかがカギとなりそうです。普段から追い切りではよく動く方ですが、しまいでこれだけ動けていれば現状は良好と見て良さそうです。あとは最終的に馬体がどれだけ戻っているかを見て判断したいところです。