【新潟大賞典2026】7歳グランディアに新潟巧者ホールネスなど、中穴狙いが妙味
公開: 2026/05/16 04:00

土曜の新潟競馬メインは、ハンデG3「新潟大賞典」が開催。今年も混戦ムードが漂っており、一筋縄ではいかない難解な一戦となりそうだ。
このレースは近年特に波乱傾向が強く、本命党には厳しい重賞として知られている。過去10年を振り返っても、上位人気馬の勝利はわずか3番人気馬の2勝だけ。この4年に限れば、勝ち馬の最高人気は5番人気で、昨年は8番人気馬が勝利を飾っている。
ただし、完全な大荒れ一辺倒というわけではない。2着には3番人気以内の馬が5年連続で7頭入っており、軸馬には上位人気馬を据えつつ、相手に中穴を狙うスタイルが有効なレースと言える。一方で、人気がなさ過ぎる馬は苦戦傾向が顕著だ。近年の傾向を見る限り、二桁人気の超大穴までは手を広げ過ぎない方が良さそうだ。
ローテーション面では昨年は該当馬こそいなかったものの、前走で金鯱賞や日経新春杯を使われていた組に注目したい。他路線組でも通用するケースはあるが、その場合は前走で上位人気に支持されていたか、接戦を演じていることが重要となる。
また、ハンデ戦ではあるものの、軽ハンデ有利の傾向は薄い。むしろ最低でも56キロ程度の斤量を背負えるだけの実績馬が好走しやすいレースとなっている。年齢別では若い世代が優勢になりつつあるが、7歳馬の健闘も目立っており、高齢馬を一概に軽視できない点もこのレースの難しさだ。
脚質面では3年連続で逃げ馬が粘り込んでいる一方、相手には差し・追い込み勢も絡んでおり、展開ひとつで結果が大きく変わる。今年もペース判断が重要なポイントとなりそうだ。
そんな中で注目したいのが、まずドゥラドーレスだ。
中距離重賞で4戦連続2着という安定感はメンバー上位。前走の金鯱賞でも勝ち馬から0.1秒差の5着と内容は悪くなかった。実績面では明らかにここでは上位であり、不安材料を挙げるなら人気面くらいだろう。
続いて注目したいのが7歳馬グランディア。年齢的に軽視されがちだが、このレースは高齢馬の好走例も多い。衰えを感じさせない近況からも、まだまだ侮れない存在だ。
セキトバイーストも面白い。牝馬ながら牡馬相手でもしっかり戦えており、展開ひとつで上位進出の可能性は十分ある。
ホールネスは新潟牝馬ステークスの勝ち馬。新潟コースへの適性は高く、舞台替わりは歓迎材料となる。コース実績は大きな武器だ。
そしてシンハナーダも注目株。新潟戦での昇級後3戦目となり、クラス慣れが見込めるタイミング。条件替わりで前進があっても不思議ではない。
今年の新潟大賞典も一筋縄ではいかない波乱含みのハンデ重賞となりそうだ。上位人気を軸に据えながら、中穴勢へ広く流す戦略が馬券攻略のカギとなるかもしれない。

