【毎日杯2017予想】アルアイン2着以内で賞金加算を狙う

今週土曜日の阪神メインは第64回毎日杯です。クラシックでも活躍する馬を送り出してきた毎日杯。今年はクラシック候補と呼び声の高いサトノアーサーが参戦するということもあっていっそう注目が集まります。

サトノアーサーももちろん注目の一頭ですが、個人的に注目しているのは同じディープインパクト産駒のアルアイン。2連勝で迎えた前走のシンザン記念では6着に敗退。新馬戦と2戦目の千両賞は中団からの競馬で快勝でしたが、シンザン記念では先行して直線で不利も受けながら失速して6着。先行よりも中団で脚をためるのがこの馬には合ってそうです。前走は不運が重なりましたが、デビュー1,2戦の結果からも強い馬であることは確かです。

毎日杯は皐月賞のトライアルではありませんが、本賞金を加算して皐月賞に滑り込むレースとしても有名です。本賞金900万円のアルアインとしては賞金加算が欲しいところ。2着までに入れば本賞金加算ができますが、勝ってしまえばクラシック戦線に全て出走可能な本賞金になります。陣営としては何としてもクラシック路線に乗ってもらいたいところでしょう。

今回は頭数もフルゲート割れで相手となりそうな強敵はサトノアーサーくらい。調教では最終追いで53.4-38.6-11.6秒をマークし、調子は間違いなく良さそうです。紛れの少ないこの頭数なら、前走とは違ってスムーズな競馬ができるのではないでしょうか。

鞍上はこれまでR.ムーア、V.シュミノー、V.シュミノーと全員外国人騎手で来ておりましたが、今回は松山弘平騎手へ乗り替わりとなります。先週のファルコンSでは2番人気のボンセルヴィーソを人気通りの2着に持ってきておりますし、今回も良い馬に乗れるので思い切った騎乗に期待したいところです。

クラシックを本番に見据えるなら仕上げのバランスが難しいところですが、まずは賞金加算をしなくては始まりません。陣営にはしっかりと勝てる状態まで仕上げてもらい、鞍上の松山騎手には油断をしない騎乗で皐月賞出走を手繰り寄せてもらいたいですね。アルアインが本番に進めるかどうか?注目の一戦となりそうです。