今週日曜新潟メインレースに組まれているのは、夏のアイビスサマーダッシュでもおなじみとなっている直線1000mで行われる4歳以上ハンデオープン戦の「韋駄天S」です。

枠順に左右されがちなレースとなっていますが、過去5年いずれもフルゲートでの開催となっており、今年もフルゲート必至となっています。

過去5年のデータでは波乱傾向となっており、1番人気馬は【0-1-0-4】と勝てておらず苦戦しています。

2番人気馬は【2-1-0-2】、3番人気馬は【1-1-1-2】と1番人気馬と比較するとまずまずの内容となっているだけに、当日の単勝オッズを見ながら2番人気馬、3番人気馬は馬券に絡めておいたほうがよいかもしれません。

世代別でみると4歳馬が【1-1-0-8】と、物足りない内容となっており、今年はビッグアーサー産駒の4歳牝馬ブーケファロスが前走の3勝クラスの駿風ステークスを制して直千コースの連勝を狙って出走してきますが、前走は14番枠と好枠をひいた点と、追い込みが利く展開がハマった可能性もあり、今回はデータ的には疑ってかかったほうがいいかもしれません。

狙うなら3勝2着4回と相性のいい5歳馬といえそうで、前走の駿風ステークスではゴール寸前にブーケファロスに差し切られたものの、目標になる逃げで1番人気支持とマークもきつかった5歳牝馬のカフジテトラゴンが、今回は人気を落としそうなだけに馬券妙味がありそうです。

また、フランケル産駒の5歳牡馬ショウナンハクラク、ミッキーアイル産駒の5歳牝馬スリーパーダも、前走で掲示板を外しているものの、芝の短距離重賞で強敵相手に戦ってきたキャリアが活きそうで、どちらも人気薄なら狙ってみたいところですね。