【ステイヤーズステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

JRAの長距離重賞「ステイヤーズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
クロミナンス(牡8、尾関知人厩舎)
12/2(水)美浦・W(良)6F81.5-5F66.5-4F51.5-3F37.3-1F11.9(強め)
美浦のWコースで単走。前半から良いペースで進め、しまいも強めに追われてラスト1Fは11秒9をマークして併入ゴール。1週前はWコースで古馬オープンの僚馬ドゥレッツァと2頭併せを行い、6F80.4-1F11.7の好時計をマークして併入しました。G1馬を相手に併せましたが、手応えは優勢で時計もこの馬としてはかなり速い時計です。前走のオールカマー・10着は久々のぶん本来のパフォーマンスを発揮できなかった印象。今回は焦らずじっくりと調整されて慎重にレースを選択されての参戦。休み明け2走前のここはパフォーマンスの上昇が期待できそうです。
ホーエリート(牝4、田島俊明厩舎)
12/2(水)美浦・W(良)6F86.6-5F69.6-4F54.2-3F38.7-1F11.6(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ラファールドールを1馬身ほど後ろに置き、道中は先導しつつゆったりと折り合いに専念。直線は馬なりのまま外ラチ沿いに進路を取り、ゴール前で内から取り付いて並走していた僚馬を一瞬で突き放して2馬身ほど先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、強めに追われて5F66.5-1F11.6をマークして併入。1週前にある程度の負荷がかけられ、当週はしまい重点に追われて前走以上の時計をマークと、順調ぶりがうかがえます。折り合いはスムーズで操縦性は高く、同レースへ向けての臨戦態勢は万全という印象です。
ラスカンブレス(牡4、林徹厩舎)
12/2(水)美浦・W(良)5F67.3-4F52.0-3F37.4-1F11.8(一杯)
美浦のWコースで単走。序盤はゆったりと入り、しまい重点に追われてラストはしっかりとムチも入って動かさてラスト1F11秒8をマーク。1週前はWコースを単走で追われ、強めに追われて6F85.9-1F11.8をマークしました。前走はスタート直後の接触もあってか馬の走る気が感じされませんでしたが、追い切りではゴムクロス鼻革とメンコを着用して集中して走れていた様子。中間は距離を意識して長めに追われており、調整は順調そのもの。持っている力は高いので、あとはしっかり発揮されるだけでしょう。

