【東風ステークス予想2026】逃げ馬警戒のデータ、フロムダスクが波乱の使者か?
公開: 2026/03/11 18:11

今週日曜の中山競馬10レースは、芝1600mで行われる4歳以上オープンの別定戦、リステッド競走の「東風ステークス」が開催。今年はフルゲート16頭に対して18頭が登録しており、出走枠を巡る争いも含めて注目の一戦となっている。
過去5年の傾向を見ると、逃げ馬は1勝、3着2回と一定の結果を残しており、複勝回収率も高い。人気の有無にかかわらず粘り込むケースが目立つため、今年も逃げ候補の存在には警戒が必要だ。
その点で注目したいのが、4か月ぶりの実戦となるフロムダスクである。大敗するレースもあるなど成績には波があるものの、前走では11番人気の低評価を覆して3勝クラスを勝利。今回は休み明けで人気も上がりにくいと見られるが、展開次第では再び波乱の立役者となる可能性を秘めている。
人気別のデータでは、1番人気馬が過去5年で2着1回、3着1回と勝利がなく、取りこぼしが目立つ。今年も1番人気の信頼度にはやや疑問符が付き、取捨が大きなポイントとなりそうだ。一方で2番人気、3番人気はそれぞれ1勝を挙げており、上位人気の中でも評価の見極めが重要になる。
前走ローテーションを見ると、G3から参戦する組が巻き返すケースが目立つ。重賞で強い相手と戦ってきた経験が、このリステッド戦で生きる形だ。今年そのパターンに当てはまるのが、東京新聞杯で11着だったエンペラーズソードと、京都金杯で1番人気に支持されながら5着に敗れたランスオブカオスである。
ランスオブカオスは今回は坂井瑠星騎手を確保しており、大きく人気を落とす可能性は低いと見られる。一方、エンペラーズソードは2勝クラス、3勝クラスを連勝してオープン入りを果たしたものの、前走の東京新聞杯では11着と大敗。その結果から人気を落とす可能性が高いが、侮れない存在だ。
同馬はこれまで挙げた4勝のうち2勝を中山芝コースでマークしており、舞台適性は高い。条件替わりと相手関係の緩和がプラスに働けば、人気薄でも馬券圏内に食い込む力は十分にある。データ面からも伏兵の台頭が見込める今年の東風ステークスは、展開と各馬の適性が結果を大きく左右する一戦となりそうだ。

