【アルテミスステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦「アルテミスS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ブラウンラチェット(牝2、手塚貴久厩舎)

10/23(水)美浦・W(良)6F83.8-5F66.8-4F52.6-3F38.5-1F11.8(馬なり)

C.ルメール騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬を5馬身先行させ、道中は馬なりで折り合いに専念。徐々に差を詰めて直線で内に進路を取って取り付くと、ラスト1Fは楽に11秒8をマークして併入しました。余力はまだまだ十分といった様子で、追っていればさらに躍動感のある動きが見られたかもしれません。1週前はWコースで3頭併せを行ない、6F82.7-1F11.3をマークして2頭と併入。併せ馬を交えて負荷も十分かけられており、それに応えるように好内容の追い切りを消化。ほどよい前進気勢、操作性、柔軟性とパフォーマンスは上々で、本番の走りが楽しみな1頭です。

ショウナンザナドゥ(牝2、松下武士厩舎)

10/23(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F39.3-2F25.3-1F12.5(強め)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中をリズム良く駆け上がり、しまいだけ追われてラスト1Fは12秒5をマークしてゴール。1週前は池添謙一騎手を背にCWコースで2頭併せを行ない、6F80.5-1F11.3の好時計をマークして先着。道中のラップはややチグハグなところがありますが、全体の時計は速く、しまいも11秒3の脚で古馬相手に先着と申し分ない内容です。初の関東遠征が控えていますがここまできっちり稽古が積まれており、臨戦態勢は万全といった雰囲気です。

シホリーン(牝2、武井亮厩舎)

10/23(水)美浦・W(良)5F67.1-4F51.4-3F36.9-1F11.5(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。先行させた僚馬を見ながら道中は控えて脚を溜め、直線は内からラスト1F11秒5の脚で伸びて併入。1週前はWコースで3頭併せを行ない、6F82.3-1F11.2をマークして3歳オープンのアーバンシックと併入、古馬2勝クラスのカリーンに先着してゴール。デビューから気性面が不安視されていた馬でしたが、スムーズに折り合ってしまいも鋭い反応と伸びを見せてと、デビュー戦と未勝利戦を経てしっかりと良化してきた印象。菊花賞を制したアーバンシックを相手に引けを取らない動きと時計を見せており、絶好の雰囲気を漂わせています。