【チャレンジカップ2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

阪神競馬の開幕を飾る重賞「チャレンジカップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ガイアフォース（牡4、杉山晴紀厩舎）

11/29（水）栗東・坂路（良）4F54.0－3F39.1－2F24.9－1F12.3（馬なり）

栗東坂路で単走。終始馬なりの軽めの内容で時計も控えめでしたが、前走の時点でかなり状態面は良かったので、大きな負荷は必要なし。1週前は西村淳也騎手を背に坂路で併せ馬を行い、4F51.9-1F12.0とこの馬としては速い時計をマークしてきました。道中の折り合いや反応は良好で、無理に追わずとも好時計をマークと気配は良好です。上積みはそこまで大きくはなさそうですが、引き続き高いレベルで好状態をキープできている印象です。

ボッケリーニ（牡馬7、池江泰寿厩舎）

11/29（水）栗東・坂路（良）4F53.4－3F39.5－2F25.1－1F12.3（馬なり）

J.モレイラ騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの凌馬ヴィヴァンを4馬身追走し、坂は活気あふれる動きで伸び、半馬身先着しました。1週前はCWコースで一杯に追われ、7F99.3-1F11.5をマーク。長めに追われてしまいも11.5でまとめてと、しっかり負荷がかけられています。7歳でも元気は一杯で、秋初戦の前走京都大賞典も好状態で臨んで2着と好調です。使われて着実に良化もしており、今回はパフォーマンスが上がってきそうです。

フリームファクシ（牡3、須貝尚介厩舎）

11/29（水）栗東・坂路（良）4F53.3－3F38.9－2F25.1－1F12.2（馬なり）

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快な脚取りで駆け上がり、ラスト1Fは12.2をマークしてゴール。序盤でやや内を気にする仕草が見られましたが、以前のようにかかることなく最後までフットワークは軽快でした。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、半馬身先着。時計は7F81.5-1F11.3と自己ベストに迫る好時計で、道中もキレイなラップを刻めています。とくにラスト2Fは11.4-11.3の好ラップで、負荷も十分にかけられています。約半年ぶりの実戦となりますが、力は出せる状態に仕上げられているとみて良いでしょう。