【ファンタジーステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
阪神JFの前哨戦「KBS京都賞ファンタジーS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
クイックバイオ(牝2、須貝尚介厩舎)
11/1(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F38.2-2F24.5-1F12.2(馬なり)
西村淳也騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。2歳1勝クラスで同じくファンタジーSに出走する僚馬のテラメリタを3馬身ほど追走し、坂では外から一気に進出して1馬身先着しました。ラスト2Fは12.3-12.2としっかり加速ラップを刻めており、躍動感のある走りであっさり併走馬に先着と走りも好感が持てる動きです。1週前は西村騎手を背にCWをコースで一杯に追われ、5F68.5-1F11.3の好時計をマークし、追走した2歳1勝クラスの僚馬ヒヒーンに半馬身先着。ここでもしまい2Fのラップは11.6-11.3という驚異的な加速ラップを刻んでおり、高いレベルで好調を維持している印象です。
キャプテンネキ(牝2、杉山晴紀厩舎)
11/1(水)栗東・坂路(良)4F54.9-3F39.4-2F25.0-1F12.0(馬なり)
松若風馬騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の真ん中をリズム良く駆け上がり、時計は目立っていませんが、馬なりながらゴール前はクビを下げて推進力の高い走りを見せました。前後には馬が走っている混み合った時間帯でしたが、自分の走りにしっかり集中できている様子で、スムーズにギアを上げて伸びることができていた印象です。1週前は坂路を単走で追われ、4F55.2-1F13.0と先週も軽めの内容。レース間隔が詰まっているので時計面では控えめですが、鞍上とのコンタクトの良さや踏み込みの力強さはこの時期の2歳牝馬としては優秀です。
ワイドラトゥール(牝2、藤原英昭厩舎)
11/1(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F37.0-2F24.2-1F12.0(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東坂路で単走。序盤から手応え良く力強いフットワークで坂を駆け上がり、ラスト2Fは12.2-12.0の加速ラップをマークしてゴール。中2週と間隔が詰まっていながら意欲的に坂路で時計を出している点は好感が持てる点です。前走は好位の直後から直線半ばで抜け出して快勝と好内容の競馬で、反動なく高い上昇度を持って臨めそうです。前向きさや一本調子なところがある馬なので、このあたりが悪い方に転ばなければ強い競馬をしてくれそうです。