【富士ステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
マイルCSのステップレース「富士S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
セリフォス(牡3、中内田充正厩舎)
10/16(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F37.8-2F23.7-1F11.6(馬なり)
藤岡佑介騎手を背に栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入りましたが、キレイな加速ラップでしまいも11秒6の好時計でまとめてゴールしました。1週前も藤岡騎手を背にCWコースで追われ、6F83.6-1F10.6の好時計をマーク。しまいは10秒6の猛時計をマークしており、前走の追い切りと比較しても確実に上向いている印象です。前半は抑えてしまいをしっかりと伸ばすメリハリのついた追い切りを消化できており、前哨戦としては申し分ない仕上がりを印象付けています。
ゴンバデカーブース(牡3、堀宣行厩舎)
10/16(水)美浦・W(良)6F82.7-5F65.8-4F50.4-3F35.8-1F11.3(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬オープンの僚馬メイプルリッジを後ろに置き、2歳未勝利のエコロヴァイスを先行させ、道中は2頭の間で折り合って追走。道中はキレイなラップを刻んでいき、直線序盤で横一線になると一杯に追われてラスト1F11秒3の末脚を披露し、2頭を突き放して最先着でゴールしました。1週前も同様にWコースで3頭併せを行っており、一杯に追われて6F82.7-1F12.0をマークして2頭に遅れてゴール。先週は併せ馬で遅れましたが、動き自体は素軽くしまいの反応と伸びもまずまず。最終追いではしっかりと最先着を果たしており、さらにパフォーマンスを上げてきた点は好感が持てます。
タイムトゥヘヴン(牡3、戸田博文厩舎)
10/16(水)美浦・W(良)6F83.3-5F66.3-4F51.8-3F37.1-1F11.3(馬なり)
柴田善臣騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ダスクを追走し、道中は控えて折り合いに専念。4コーナーでは外をまわって差を詰め、直線はラスト1F11秒3の脚であっという間に相手を交わして4馬身差を付けてゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行ない、5F69.7-1F11.5の好時計をマークして併入。先週・最終と併せ馬を交えてしっかりと負荷がかけられており、しまいも11秒台の好時計でまとめてと好内容の追い切りを消化しています。前走のオータムH・2着も状態面は良好でしたが、さらに良化してきたここは好勝負が期待できそうです。