【函館記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
函館の名物レース「函館記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
マイネルウィルトス(牡6、宮徹厩舎)
7/13(水)函館・W(重)5F67.6-4F52.2-3F38.8-1F12.8(強め)
函館Wを単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け、直線は鞭も入って気合を入れると、鋭く反応してラスト1F12.8の脚で伸びてゴールしました。1週前はWを単走で追われ、余力十分の馬なりで5F68.9-1F12.8の好時計をマーク。1週前で一本目と本数は少なめですが、昨年のアルゼンチン共和国杯で休み明けを経験してからテッポウも利くようになり、今回も立ち上げから好気配。昨秋から今年にかけてG2・2着2回と地力強化が顕著で、引き続き高いレベルで好調をキープできている印象です。昨年8着のリベンジへ向けて態勢は万全です。
スカーフェイス(牡6、橋田満厩舎)
7/13(水)函館・芝(重)5F67.5-4F51.2-3F37.9-1F11.6(馬なり)
岩田康誠騎手を背に函館の芝コースを単走。前日からの雨でタフな馬場となった芝を全く苦にせず、序盤はスムーズに折り合い、直線も好ラップをマークしてしまいは11.6と文句なしの内容でした。折り合い重視でラストも余力を残す軽めの内容でしたが、中間は栗東でもしっかりやっていますし、鞍上の促しに対する反応も良好と好調ぶりが伝わる追い切りを披露。洋芝は初となりますが、たぐるような脚さばきから洋芝適性もありそうな気配を十分に見せています。
ハヤヤッコ(牡6、国枝栄厩舎)
7/13(水)函館・芝(重)4F53.7-3F39.2-1F11.7(馬なり)
浜中俊騎手を背に函館芝コースで2頭併せ。僚馬シュバルツガイストを2馬身先行し、直線は外から追われて最後まで脚色衰えることなくラスト1F11.7の好時計で併入。1週前は美浦のWコースで一杯に追われて6F68.0-1F11.7をマーク。併せ馬を追走するかたちで追われて遅れていますが、もともと追走するかたちでは動きの少ない馬ですし、最終は先行する形の併せ馬で楽に動けているので、態勢自体は良好と見ます。パワーを求められる重馬場の洋芝でもしっかり力を伝えるフットワークで駆け抜けており、洋芝適性の高さも期待できそうです。