【京阪杯2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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今年最後の芝スプリント重賞「京阪杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ウインカーネリアン(牡7、鹿戸雄一厩舎)

11/20(水)美浦・W(やや重)6F84.0-5F67.7-4F53.2-3F38.8-1F11.3(馬なり)

三浦皇成騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。2差新馬のウアーシュプルングと、2歳1勝クラスのエルムラントを先行させ、4コーナーで最内から差を詰めると、直線はラスト1F11秒3の脚で伸びて2頭と併入しました。1週前も三浦騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F84.2-1F11.5をマークして併入。先週・最終といずれも併せ馬で馬なりしまい重点という内容で、ラストは11秒台の脚を使えています。本来逃げて自分のペースで競馬をしていくのが好走パターンですが、テンの速い馬もいる今回は前に馬を置く形になる可能性大。実戦を想定した好内容の追い切りを消化してきた点は好感が持てます。

エイシンスポッター(牡5、吉村圭司厩舎)

11/20(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F37.8-2F24.6-1F12.3(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いを力強いフットワークで駆け上がり、ラストも見せムチでしっかり追う姿勢を見せ、12秒3をマークしてゴールしました。1週前は坂路で強めに追われ、4F52.7-1F12.2をマーク。追い切りで派手な時計や動きをするタイプではありませんが、前走まではその追い切りでも動けていませんでしたので、ようやく調子が上がってきたという印象です。先行意識の強いドイル騎手との初コンビでより力を引き出せるかに注目です。

モズメイメイ(牝4、音無秀孝厩舎)

11/20(水)栗東・坂路(良)4F51.6-3F37.1-2F24.5-1F12.7(馬なり)

国分恭介騎手を背に栗東坂路で単走。無理に負荷はかけず、しっかりと折り合って軽快なピッチで駆け上がってラスト1Fは12秒7でまとめてゴールしました。1週前にしっかり時計を出して負荷はかけているので、最終はやり過ぎないよう抑えたかたち。その1週前は坂路で2頭併せを行い、4F50.6-1F12.5の好時計をマークして併入しました。夏頃から追い切り・レースでよく動くようになってきており、春頃と比べてパフォーマンスは上がっています。秋3戦目と使われてはいますが、まだまだ調子は絶好という印象です。