【金鯱賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
春のG1への前哨戦となる「金鯱賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
デアリングタクト(牝4、杉山晴紀厩舎)
3/10(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F38.3-2F24.7-1F12.2(馬なり)
松山弘平騎手を背に栗東坂路を単走。テンから好ラップでスムーズに加速し、ラスト1Fも馬なりのまま12.2でまとめる好内容の追い切りを消化しました。1週前も松山騎手を背に不良馬場のCWコースで6F82.6-1F12.2をマークし、併せ馬と併入とまずまずです。最終追い切りでしまいの感触を確かめて、ほぼ態勢が整ったという感じではないでしょうか。
グローリーヴェイズ(牡6、尾関知人厩舎)
3/10(水)美浦・南W(良)5F66.1-4F51.8-3F38.4-1F12.5(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ハーグリーブスを4馬身追走するかたちで進め、コーナーで並びかけると、直線は手応え抜群のままゴール板まで併せてアタマ差先着しました。1週前は重たい馬場の南Wで一杯に追われて5F66.2-1F12.6としっかりやっているので、最終は余力十分にフィニッシュする内容。秋の消耗もリフレッシュされてそうで、同じ休み明けだった2走前の京都大賞典の時かそれ以上の好状態にはありそうです。
サンレイポケット(牡6、高橋義忠厩舎)
3/10(水)栗東・坂路(良)4F53.8-3F39.8-2F25.9-1F12.4(一杯)
栗東の坂路で2頭併せ。僚馬クォリティタイムを内から追いかけるかたちで進め、ラスト1Fで馬体を合わせると鞭も入って一杯に追われ、12.4と鋭く伸びて半馬身先着しました。1週前は秋山真一郎騎手を背に不良馬場のCWコースで6F79.2-1F12.1の好時計をマークしており、状態の良さがうかがえます。コンスタントに使われてきた強みがあり、休み明けの馬よりアドバンテージがありそうです。