【共同通信杯2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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クラシックへと繋がる注目の一戦「共同通信杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ステラヴェローチェ(牡3、須貝尚介厩舎)

2/10(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F38.6-2F24.7-1F12.1(馬なり)

吉田隼人騎手を背に(レースは横山典弘騎手)栗東坂路で2頭併せ。僚馬ブラックジャッカルを3馬身追走し、外から持ったままの楽な手応えでラスト1Fは12.1と鋭く伸びてクビ差先着しました。追えばさらに伸びそうな気配で、状態の良さがうかがえます。1週前は吉田騎手を背にCWで長めに追われ、6F82.5-1F12.0をマークし、併せ馬と併入。2週前も3頭併せの一番外へ回しながら、楽々と内を交わして6F80秒台後半マークと好内容の追い切りを連発しています。課題のゲートも早めに帰厩して練習を積んでおり、臨戦態勢は整っているとみてよさそうです。

シャフリヤール(牡3、藤原英昭厩舎)

2/10(水)栗東・坂路(良)4F55.0-3F40.0-2F25.2-1F12.3(馬なり)

福永祐一騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬サマービートを1馬身追走し、内からスムーズに並びかけ馬なりのまま駆け上がり、一杯に追われた相手を楽な手応えで突き放して2馬身先着しました。しまい重点の内容でしたが、1週前は福永騎手を背にCWで3頭で併せて6F83.0-1F12.0をマークし、最後まで食い下がった併せ馬2頭に半馬身先着し、しっかり負荷がかけられています。最終は軽めでも動きには柔らかさがあり、良い意味での緩さや成長の余地があり、期待度を高める内容の追い切りを見せてきました。

エフフォーリア(牡3、鹿戸雄一厩舎)

2/10(水)美浦・南W(良)5F70.4-4F54.2-3F40.3-1F12.0(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。僚馬ウインカーネリアンを後ろに、スマートルグランを前に置いて進め、直線は両馬に挟まれる形から馬なりで伸びてラスト1F12.0の鋭い伸び脚を披露し、外のスマートルグランと併入、内のウインカーネリアンに1馬身先着しました。ゴール後も強く追われており見た目以上に負荷がかけられた印象です。1週前にも南Wで5F69.0-1F12.0と速い時計をマークして、ここでもゴール後に強く追われており、日曜にも南Wで5F70秒半ばと良い時計を連発。追い切り本数は少なめでもこの内容なら十分でしょう。