【マイルCS予想2023】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
秋のマイル王を決定するG1「マイルチャンピオンシップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
セリフォス(牡4、中内田充厩舎)
11/15(水)栗東・CW(良)6F80.2-5F65.3-4F50.9-3F36.3-1F11.3(馬なり)
川田将雅騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬スーリールダンシュを1馬身追走し、4コーナーは大きく外をまわって直線は内からラスト1F11.3の脚で4馬身相手を突き放して先着しました。前半はゆったりとしたペースで脚を溜め、直線も手綱を握ったままの楽な手応えながらも11.4という切れ味を披露して相手を圧倒と、上々の内容。1週前も川田騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F80.8-1F10.7の猛時計をマーク。ラスト2Fは11.5-10.7という破格の時計を叩き出しました。前哨戦の富士Sは態勢が整わず回避となりましたが、この内容ならしっかりと立て直してきていると見て良いでしょう。
エルトンバローズ(牡3、杉山晴紀厩舎)
11/15(水)栗東・坂路(良)4F53.7-3F38.3-2F24.1-1F11.5(馬なり)
西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の内目を真っ直ぐに力強く駆け上がり、ラスト1Fは11.5と鋭い伸び脚でゴール。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F79.2-1F11.4の好時計をマークし、先行させていた古馬2勝クラスの僚馬ウインスノーライト、同じく古馬2勝クラスのプラーヴィをゴール前で豪快に突き放して最先着を果たしました。キレイな加速ラップで全体は自己ベスト更新、しまいは11.4の鋭さで相手を圧倒と、まさに文句なしの内容です。調教メニュー自体は前走と同様ですが、中身は前走以上。一戦使われて着実に良化していると見て間違いないでしょう。
ジャスティンカフェ(牡5、安田翔伍厩舎)
11/15(水)栗東・CW(良)6F82.7-5F67.0-4F52.1-3F37.4-1F11.6(馬なり)
坂井瑠星騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。2歳1勝クラスの僚馬タイセイレスポンスを2馬身追走し、4コーナーで外から相手を捉えると、直線はジワジワと差を詰めていき、ラスト1F11.6の脚でゴール前一気に交わして半馬身先着しました。1週前は坂路を単走で追われ、4F50.6-1F12.3の好時計をマーク。調教パターンは前走と同様ですが、先週・最終と大きく時計を縮めてきており、最終追いでは併せ馬で負荷をかけてと、攻めた内容の追い切りを消化してきています。ここは万全の態勢を整えての出走となりそうです。