【東京スポーツ杯2歳S予想2023】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

ホープフルSの重要な前哨戦となる「東京スポーツ杯2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ガイアメンテ（牡2、須貝尚介厩舎）

11/15（水）栗東・CW（良）6F82.2－5F66.4－4F51.9－3F37.6－1F11.9（馬なり）

酒井学騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ（レースはT.マーカンド騎手が騎乗）。2歳未勝利の僚馬ショウナンガチを追走し、内からラスト1F11.9の脚で一気に交わして1馬身先着しました。キレイな加速ラップを刻めており、ラスト2Fも11.8-11.9と若干の減速ラップも11秒を連発しておりスピードの持続力は上々。1週前も酒井騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、5F69.2-1F11.2の好時計をマークし、先行させていた古馬オープンの僚馬ショウナンバシットと併入。ここでもラスト2Fは11.7-11.2と11秒台を連続でマークしており、力はしっかり発揮出来そうです。前走はイレ込みも見られたので今回はメンコを着用するなど工夫されており、パフォーマンスアップの期待十分です。

シャンパンマーク（牡2、蛯名正義厩舎）

11/15（水）美浦・W（良）6F85.7－5F69.0－4F53.4－3F38.0－1F11.4（馬なり）

戸崎圭太騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬テイエムサウスダンを3馬身追走。3～4コーナーで徐々に差を詰めていき、直線序盤で半馬身程度まで詰め寄ると、内からラスト1F11.4の脚で伸びて併入しました。全体は自己ベスト更新で、しまいも11.4とこの時期の2歳馬としては圧巻のタイムです。最後もまだまだ手応えに余裕が見られ、大物感を感じさせる走りです。立ち回りがうまく鋭い決め手もあってと、レースセンスは高い馬。道中脚をしっかり溜めて弾ける競馬さえ出来れば、見せ場は作ってくれそうです。

ショウナンラプンタ（牡2、高野友和厩舎）

11/15（水）栗東・坂路（良）4F52.6－4F37.9－2F24.5－1F11.9（馬なり）

鮫島克駿騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快かつ回転の速いフットワークで駆け上がり、馬なりのままラスト1Fは11.9の好時計をマークしてゴール。1週前も鮫島騎手を背に坂路でしまい重点に追われ、4F53.7-1F11.7の好時計をマーク。前走同様坂路主役の調教ですが、1週前・最終としまい11秒台を連続でマークしてきており、最終追いでは自己ベストを1秒縮めてしまいも11.9でまとめてと、パフォーマンスは上がっています。一戦使われてしっかり良化してきている印象です。