【JRAセントライト記念2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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菊花賞トライアルの「セントライト記念」へ向けて各馬が最終追いきりを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

タイトルホルダー(牡3、栗田徹厩舎)

9/16(木)美浦・南W(良)5F68.5-4F52.4-3F37.1-1F10.9(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦の南Wで単走。前半はゆったり入って進み、直線では馬場の外を回して軽くしかけられると、ラスト1Fは10.9の猛時計をマーク。7月下旬からトレセンではタイムの自動計測が導入されており、10秒台も出てくると予測はされていましたが、馬なり余力残しの追い切りでこの時計は圧巻。1週前は南Wで終いだけ追われ、ラスト1Fは11.4とここでも好時計をマーク。先週・最終と軽めでしたが、1週前の追い切りで7本目と入念に乗り込まれており、軽く追われて終いがこの時計なら、仕上がりは万全と見て良さそうです。

ヴィクティファルス(牡3、池添学厩舎)

9/16(木)栗東・坂路(良)4F53.9-3F38.4-2F24.4-1F12.1(馬なり)

池添謙一騎手を背に栗東坂路で単走。序盤ゆったり入ったので全体時計はそこまでですが、ラスト2Fは12.3-12.1の好ラップを刻んでゴール。1週前も池添騎手を背に栗東CWコースで3頭併せを行い、最内から強めに追われると力強く伸びて最先着を果たしました。時計は6F80.1-1F12.3の好時計をマークして自己ベストを大きく更新しています。1週前追い切りで負荷をかけているぶん最終は軽めでしたが、最後まで余力は十分でした。力は出せる出来にあると見ます。

レッドヴェロシティ(牡3、岩戸孝樹厩舎)

9/15(水)美浦・南W(やや重)6F84.4-5F68.2-4F53.8-3F39.2-1F11.6(馬なり)

美浦の南Wを3頭併せ。僚馬モンテグロッソとヘイルメリーと併せ、内のモンテグロッソに半馬身差、外ヘイルメリーと併入しました。直線は2頭に挟まれる形で馬なりのまま伸び、ラスト1Fは11.6の鋭い脚で併入と好内容の追い切りを消化しました。1週前は南Wで3頭併せを行い、6F84.2-1F11.6をマークして併入とここでも終いは好時計。追い切りで自ら動くタイプではありませんが、今回は先週・最終と併せ馬でしっかり動いています。前走は出負けして脚を使ってしまったので、この中間は駐立の確認もやっており入念です。2カ月半の休養明けだった前走からの上積みも期待できそうで、態勢は整った印象です。