【秋華賞2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
牝馬三冠最終戦「秋華賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
リバティアイランド(牝3、中内田充厩舎)
10/11(水)栗東・CW(良)7F98.8-6F82.1-5F67.1-4F52.2-3F37.2-1F11.7(馬なり)
川田将雅騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬メイショウクーガーを大きく先行させ、3Fあたりから徐々にピッチを上げていきます。4コーナーで一気に差をつめると、直線は楽な手応えのままあっさり内から相手を交わして3馬身先着しました。6Fの時計は自己ベスト更新で、しまいも馬なりで11秒7をマークと余力たっぷりながらも好時計をマーク。1週前も川田騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F81.5-1F11.0の猛時計をマークし、先行させていた2頭の併せ馬を最内から突き放して3馬身先着。鞍上の川田騎手が手を動かすと鋭く反応してギアを上げることが出来ており、しまい2Fのラップは10秒9-11秒0の圧巻のラップ。レース同様追い切りでも性能の違いを見せつけるような走りを見せており、本番でのパフォーマンスが楽しみです。
コナコースト(牝3、清水久詞厩舎)
10/11(水)栗東・坂路(良)4F51.2-3F37.0-2F24.2-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強いフットワークで駆け上がり、ラスト2Fは12秒1-12秒1の好ラップでまとめてゴールしました。1週前は鮫島克駿騎手を背にCWコースで追われ、7F93.0-1F11.7の好時計をマークし、自己ベストを更新。オークス後から6F80秒を簡単に切る状況が続いており、追われる毎に質が高まっている印象。強く追わずとも自然とこれくらいの好時計を叩き出してくるようになったのは、着実に成長している証拠でしょう。
グランベルナデット(牝3、大竹正博厩舎)
10/11(水)美浦・南W(やや重)6F86.4-5F69.7-4F52.7-3F37.9-1F11.3(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ロジホームと古馬1勝クラスのショウナンハクウンを追走し、道中は最後方で折り合いに専念。4コーナーで最内から取り付くと、直線は持ったままの馬なりでラスト1F11秒3の切れを見せてロジホームに1馬身、ショウナンハクウンに1馬身半先着しました。1週前もWコースで古馬オープンのソーヴァリアントと併せ馬を行い、直線は内から追い込んでラスト1F11秒3の脚で伸びて併入。中間は坂路調教を交えており、週末には坂路でしまい11秒9としまいの動きは抜群です。前走の追い切りでは使えなかった美浦の新坂路を使えた効果もあってか、前走より着実に上向いている印象です。