【JRAシリウスステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
チャンピオンズカップの前哨戦「シリウスステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ゴッドセレクション(牡3、今野貞一厩舎)
9/29(水)栗東・坂路(良)4F52.8-3F38.7-2F25.1-1F12.3(一杯)
中井裕二騎手を背に栗東坂路で単走。徐々にスピードを上げて、最後はびっしり追われてラスト1Fは12.3の好時計をマーク。普段はそこまで速い時計を出すタイプの馬ではありませんが、今回は全体時計も優秀で、終いもしっかり伸びて好時計マーク。3歳らしからぬ落ち着きがあり、折り合いもスムーズでした。夏場に休養した甲斐もあり、疲れは全く感じさせない動きで順調です。
アナザートゥルース(セ7、高木登厩舎)
9/29(水)美浦・南W(良)6F83.9-5F67.4-4F53.0-3F38.9-1F11.9(強め)
栗東の南Wで単走。馬場の外側を駆け抜け、終いは強めに追われてラスト1Fは11.9の好時計をマーク。終いの直線だけ追われて、反応を見る程度という内容の追い切りでしたが、輸送を考えれば十分。1週前は南Wで強めに追われ、5F67.0-1F11.8をマークして併せ馬に半馬身先着と順調です。熱中症の影響があった前走と比べると今回はしっかり動けており、休み明けでも初戦から動けても良さそうな気配です。
アシャカトブ(牡5、小笠倫弘厩舎)
9/29(水)美浦・坂路(良)4F53.5-3F38.7-2F25.1-1F12.5(馬なり)
美浦の坂路で2頭併せ。僚馬グレンフィナンを1馬身追走し、内から馬なりのまま伸びて1馬身先着しました。最終は軽めでしたが、1週前は南Wで5F66.7-1F11.7の好時計をマークして併せ馬に2馬身先着と負荷をかけた好内容の追い切りを消化。放牧明けの前走からしっかり良化している印象で、1回使われた分前走よりも気配が上昇しています。