【JRAエリザベス女王杯2024予想】秋の最強牝馬決定戦!レガレイラやホールネスなど出走予定馬を考察
今週日曜の阪神メインは牝馬チャンピオン決定戦の「エリザベス女王杯」です。3歳馬と歴戦の古馬との激突が最大の見どころとなっています。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
レガレイラ(牝3、木村哲也厩舎)
前走のローズS・5着から巻き返しを狙うレガレイラ。牡馬を一蹴したホープフルS以降は馬券圏外に敗れるレースが続いていますが、これまでのキャリア6戦全てで上がり最速を叩き出しており、末脚は堅実。今回のメンバーでは地力上位の存在で、斤量54kgの恩恵もあるここは負けられない条件です。スタートが遅く、今回も控える競馬となる可能性は高そうですが、開催が進んで差しが有利になりやすい今の京都なら、自慢の末脚も活きてくるでしょう。展開に左右される馬で買い時の難しい馬ではありますが、今回のメンバーが相手なら勝ちきってもらいたいところです。
ホールネス(牝馬4、藤原英昭厩舎)
前走の新潟牝馬S・1着から参戦するホールネス。中団追走から勝負どころで長く良い脚で伸びて1馬身差の完勝と、危なげない勝ちっぷりで駒を進めてきました。2走前のマーメイドSでも後方から3着に食い込んで好走しており、牝馬限定なら力は上位。操作性も高く、長く良い脚を使うタイプで展開も不問。安定感の高い馬で、混戦ムードが漂う今年のメンバーなら上位争いは可能でしょう。鞍上がこれまでデビュー戦から手綱を握ってきた西塚騎手から坂井騎手への乗り替わりということでパフォーマンスがどう変わるかも気がかりですが、期待度は高い1頭です。
スタニングローズ(牝5、高野友和厩舎)
2022年の秋華賞馬・スタニングローズ。秋華賞以来勝ち星から遠ざかっており、6戦連続馬券圏外と近走は不振ですが、前走のクイーンSは6着敗退も、好位追走から勝ち馬と0秒2差まで粘れています。2走前のヴィクトリアマイルでも9着と凡走していますが、本来の適性距離よりも短かかった印象があり、2200mなら見直せるはずです。切れはなく持続力と器用さが持ち味で、今の京都にもマッチしやすいタイプ。C.デムーロ騎手との初コンビも魅力で、2年ぶりの勝利となるかに注目です。