【ファンタジーステークス予想2025】2歳女王決定戦の前哨戦!フェスティバルヒルやメイショウハッケイなど出走予定馬を考察

京都競馬の土曜メインは暮れの2歳女王決定戦の前哨戦「KBS京都賞ファンタジーS」です。2018年にダノンファンタジー、2019年にレシステンシアがここを勝って阪神JFも制覇しており、2021年の勝ち馬も阪神JF・3着と、同レースの好走馬が本番で好走する傾向があります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
フェスティバルヒル(牝2、四位洋文厩舎)
新潟2歳S・3着から参戦するフェスティバルヒル。スタートはまずまずでしたが、やや掛かって後方で構えるかたちに。スローペースの中壁を作りつつ追走し、直線では内目を突いて4馬身差の3着に入線。やや掛かってはいましたが、前走よりは折り合えており、展開不向きの中で3着は強い内容と言って良いでしょう。新馬戦、新潟2歳Sといずれもマイル戦でしたが、今回は1400m戦。距離短縮はプラスに働く可能性はありそうですが、控える競馬と瞬発力が武器の同馬にとって京都の1400mが合うかどうか。試金石の一戦となりそうです。
メイショウハッケイ(牝2、本田優厩舎)
前走のりんどう賞・2着から参戦するメイショウハッケイ。今回と同じ舞台となる京都1400mで行われた前走のりんどう賞では、最後方から脚をためて追走し、直線は外から上がり最速の脚で追い込んで2着に入線しました。3戦して1勝、2着2回と勝ちきれてはいないレースがものの、いずれも勝ち馬との差は0秒1差と僅か。前走も重馬場でも終いの末脚は鋭く、後方からここまで食い込んだのは1頭だけだったのは高く評価したい点です。コース適性に期待できる点に加え、前走に引き続き武豊騎手が騎乗するのもプラス。崩れることが少ないタイプという印象で、ここも勝ち負けの期待十分です。
ブラックチャリス(牝2、武幸四郎厩舎)
前走の函館2歳S・2着から参戦するブラックチャリス。スタート直後に接触する不利を受けてやや掛かってしまいましたが、内の2番手に付けてロスのない競馬を展開。逃げて先に動いていった勝ち馬には届きませんでしたが、経済コースをうまく立ち回り、後続を完封しての2着は強い内容です。新馬戦は異様に時計が速かった函館馬場の恩恵もありますが、レコード勝ち。前走も上がりの速さを活かした勝利で、スピード勝負にも対応できるのは強み。今の京都は雨の影響も多少ありそうですが、良馬場なら高いパフォーマンスが期待できそうです。

