【BCクラシック2025予想】米競馬ダート中距離におけるチャンピオン決定戦!フォーエバーヤングやソヴリンティなど出走予定馬を考察

11月2日(日)、アメリカのサンタアニタパーク競馬場ではダート2000mで行われるG1レース「ブリーダーズカップクラシック」が日本時間の午前7時25分発走予定で開催されます。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
フォーエバーヤング(牡4、矢作芳人厩舎)
昨年のBCクラシックで3着だったフォーエバーヤング。先行するフィアースネスを捕らえ切れず、シエラレオーネにも差されての3着と上位2頭にはやられましたが、最内枠が仇になったのと、激流で削がれた点や勝負所で待たされることになった展開を考えれば大健闘の内容と言って良いでしょう。今年は初戦のサウジCを制し、ドバイWCでも3着と実績・経験を積んできました。今年はソヴリンティら3歳勢も加わり壁は一段と高くなりますが、心身ともに充実してきた今なら日本馬初Vの偉業も狙えるでしょう。
ソヴリンティ(牡3、W.モット厩舎)
前走のG1トラヴァーズSを10馬身差で圧勝した米二冠馬のソヴリンティ。フロリダダービー・2着から挑んだケンタッキーダービーを快勝し、二冠目のプリークネスSは回避しましたが、三冠最終戦ベルモントSを制し二冠を達成。古馬との対戦は初となりますが、3歳世代で頭ひとつ抜けた存在で、期待度は高い1頭です。デルマー競馬場は初となりますが、機動力があり、2000mでは負け無しと適性も期待できます。前年の上位3頭を含む強力な相手に真価が問われる一戦となりそうです。
シエラレオーネ(牡4、C.ブラウン厩舎)
昨年の覇者で連覇を狙って参戦するシエラレオーネ。ハイペース展開が向いたこともありますが、持ち味の末脚を発揮できる条件が揃った時のパフォーマンスは圧巻。2走前のホイットニーSではらしさ全開の豪脚炸裂でフィアースネスらを一蹴しており、末脚は健在です。元々後ろから行く馬でペースに左右されるところがありますが、アメリカの競馬スタイルはハイペースだけに、ペースが流れるのは歓迎材料と言えます。昨年制した舞台で史上2頭目の連覇を狙います。

